本物の香りを嗅ぎ分ける力は、

誰にでも備わっていると思う。



私は、外で擦れ違う人の

香水や柔軟剤の匂いを

とっさに「いい匂い」と

感じることが

今でもあるけど、


その匂いを

「自分も身に着けたい」

と思うことは、

年々なくなってきている。



それは、数年前に、

化学的ではない

本物の香料に出会ったことが

一番のきっかけになっている。



その香りが

天然由来のものかどうかは、

素人でも感知できる。


そのことを

体感として知ってから、

【香り】に対する見方が

ものすごく変わった。







昨年末、

塗香(ずこう)というものに

初めて出会いました。



塗香とは、

身体に塗る、粉末のお香。



白檀や丁字など、

複数の材料を調合して

オリジナルの塗香を作り、

それをセッションやワークと

掛け合わせて、

自分自神(じぶんじしん)

とつながる力を取り戻す。



そんな講座を

今年から開講している

『ふくひらく』代表 勝川美和さん

作った塗香を嗅いだとき、


数年前に出会った

“本物の香り”から

もらった感動を、

再び受け取りました。






今回、私も美和さんの講座を

受けさせてもらって、

自分だけの塗香作りに挑戦。



一人で生活するようになって

半年ちょっと、

自分の足で立つ感覚が

まだ不安定なタイミングで、

『安心、安定』のパワーを

授けてくれるような塗香を

作ることにしました。






10種類以上の素材の特性を

一つひとつ

楽しく分かりやすいように

教えてもらって、

調合する途中では

美和さんにも確認してもらって

アドバイスを受けながら

完成した塗香には、

『安寧』という

銘(=名前)をつけました。






作るときの心持ちや

作り手によっては、

まとまらない香りに

仕上がることもあるという

塗香ですが、


今回参加した人の塗香は、

その人が「作りたい」

と思った狙いに

きれいに当てはまった印象を

受けました。



それというのも、

講座の途中に設定されている

ワークの内容が

塗香作りと

しっかり結び付いているから。



自分の内側に

耳を澄まして、

自分自神を呼び覚まして作る

自分のための塗香、

私は、自分をいたわり包む

【お守り】として使っています。






興味の向く方へ、

とことん突き詰める

勉強熱心な美和さんは、

今回私が受けた塗香が作れる

『和香セラピー講座』以外にも、

セッションコースも

展開されています。





本日が最終日。




美和さんの作り出す

優しい世界に浸りながら、

自分自神との対話を

してみたい方に

届きますように(^^)