2016年12月14日

 

大学病院への通院日。

 

緩和ケアで往診中心になっても、血液検査などを受けるために大学病院へも通っていた。

 

血液検査の結果も特に変わりなく、脱水気味なのは腹水を減らすために水分を控えたりしているので仕方ないねと言われた。

 

もう治療は・・・と言われてから、皮肉にも先生の態度がなんだかやさしくなったような気がした。

 

先生の中にも力になれず、すまないね・・・という気持ちがあったのかなと思う。

 

 

病院から戻ると、夫はすぐお気に入りのベッドへ直行。

 

 

1ヶ月ほど前、腹水がたまってしんどくて来院した時に介護ベッドを使うことをがん相談支援センターの看護師さんから勧められた。

 

その少し前に、私もそろそろ介護ベッドを考えておいた方がいいなと思っていて夫婦でこんなやりとりになったことがあった。

 

夫が突然、フランスベッド社のマッサージ器が欲しいな~と言い出し・・・。

 

「何考えてるの!!そんなの置く場所どこにあるの!?それより介護ベッドが必要やと思ってるのに!!」と言い返し

「今のお父さんにはマッサージも身体に負担になると思うよ。」とやんわり否定(実際、お肉のない今の身体では機械のマッサージなど痛くて無理だと思った)

 

「介護ベッド~!?そんなん使うようになったら終わりやな。」と介護ベッドなどありえないという返事だった。

 

「それは違うよ。介護ベッドに助けてもらうってことで、終わりということではないよ。」と説明。

 

介護士をやっていた私が言うのだから信じて欲しかったが、夫は私の言うことは耳半分にしか聞かないからその話もほとんどスルーしていた。

 

それからすぐに看護師さんからも介護ベッドを・・・と言われたものだから「そんなん使ったら死んでしまうみたいや・・・。」と又拒否反応を起こしていた。

 

お腹に水がたまって、起き上がったり背もたれが上がらない状態の布団ではしんどいだろうから使ってみればとその後、医師も加わって説得の結果、しぶしぶOK。

 

それからすぐに訪問診療やケアマネさんが決まり、介護ベッドも手配してもらえた。

 

驚いたことに、あれだけ渋っていた夫は1日でベッドが気に入り「やっぱり楽だな~。」とベッドに入りびたり?それ以降、お気に入りの座椅子にはまったく座らなくなった。