2016年12月15日

 

夫は抗ガン剤治療が打ち切りと決まった時、今後どこでどう過ごしたいか?と支援センターの看護師さんに聞かれて、立てなくなったら緩和ケア病練のある病院に入院したいと言っていた。

 

実際、この日1つの病院へ一緒に面談に行った。

 

朝からしんどそうだったので、私1人で行こうか?と言ったけど、予約したから一緒に行きたいと準備を始めた。

 

病院へ着いて、歩くのもやっとだった姿を受け付けの人が見て、車いすを持ってきてくれた。

 

こんなにしんどいのに、面談に来たかったんだ・・・と切なくなった。

 

病院の説明を受け、医師との面談。

 

事前に総合的に判断されて、すぐに入った方がいいのか、自宅で部屋があくまで待つのか決まると聞いていた。

 

夫はなんと言うのだろう?とドキドキした。

 

私は私で、言いたいことは決まっていた。

 

先生は病状や今の生活の様子など質問して、本人さんは今すぐでも入院したいですか?と夫に聞いた。

 

夫は「はい。」と答えていた。

 

さらに「僕としては早く入院したい。頭と体が一致しないというか、思っていたより早く進んでいるような気がして、いざお世話になりたいという時入れなかったら困るし・・・。」と訴えていた。

 

その後、奥さんは?と聞かれ、その時は「訪問診療も始まっているし、私も介護士だったため立てなくなるまでは自宅でと考えています。」ときっぱり言い切った。

 

前に1人で見に行った病院と違い、ここは普通の病棟とドア1つで区切られていて、ちょっと慌ただしい空気感があり、私としても違和感があったことで夫を入れたくないと心の奥で思っていたように思う。

 

先生は深くうなずいてくれた。

 

希望しても無料はなおのこと、有料でもすぐ入れないとはここでも聞いていた。

 

面談が終わり、結果は会議によって判断され、夕方に電話でご連絡しますということだった。

 

 

結果は・・・待機 だった。

 

私はちょっとほっとして、夫は「うん。」と答えただけだった。

 

本心はどうだったんだろう・・・と今でも思う。