2016年12月18日

 

夫は、前週後半あたりから腹水の重みと足の浮腫で、歩くのも重くてつらいという感じになってきた。

 

訪問診療の医師の助言もあり、食べられない時は無理に食べない、水分はなるべく控えるを実行しているが、なかなか現状はいい方向には進まない。

 

トイレにはなんとか行っているが、大きなお腹と足の重さでズボンやパンツの着脱はすでに手助けが必要な状態。

 

しんどさもあって、シャワー浴でさえ嫌がるようになったので、今日は私が入浴介助をするからと言ってなんとかシャワー浴には応じてくれた。

 

入浴介助は仕事でおこなって以来1年半ぶり。

 

なぜか張り切ってしまった。

 

施設の仕事では何人も入れなければいけなかったし、入浴介助はしょっちゅうだったからぐったりだったけど、夫の頭を洗いながらなんだかとっても楽しい気分になった。

 

夫がなんとか歩けるうちは1人ぐらい楽勝~♪などと思った。

 

まさか自分のスキルがこんなに早く、しかも夫に活かせる日がくるとは思ってもみなかった。

 

出来ればもっと年を取ってからやってあげたかった・・・。

 

夫の介護をしながら、私はこの為に長く介護の仕事に携わっていたのかもしれないと思った。

 

実はヘルパー2級の資格を取り、訪問介護の仕事を始めて3年目に「介護福祉士の試験を受けないの?」と先輩に言われたけれど、ずっとやるかわからないしあんまり考えてないとスルーしていた。

それから2年後、又先輩から「受けないのはもったいない!」と言われ、そ~かなぁ?と迷い始め、ちょっと他のことでも迷っていたことがあったので、ある占い師さんのところへ行って相談したことがあった。

 

対面占いなんて、独身の時たまたま受けて以来だったけど、その占い師さんに介護福祉士の資格は取っといた方がいいと断言された。

 

他の質問に答える時とは全く違ったちょっと真剣で厳しい表情で言われたので、これは何かあるのかな?とずっとひっかかっていた。

受けるならやっぱり今だなって感じていたこともあって、頑張って受験した。

 

それからも介護の仕事は続け、訪問介護から引っ越しに伴って、今度は施設の仕事も経験してみたくて夫の病気が発覚するまで続けていた。

 

正直、自分には向いてないと思ったことも数知れず・・・。なんでこの仕事してるんだろう?って思ったことも・・・。

 

だからこうなってみて、こういうシナリオになっていたのか!?という感じで妙に腑に落ちた気がした。

 

自分の親よりも先に夫を介護する日が来るなんて、思いもしなかった。

 

せつないけど、手助けが必要となった夫を愛おしくも感じている自分に気が付いた・・・。

 

 

 

※結局、入浴させてあげられたのはこの日が最後になってしまった。

もっと手助けしてあげたかったけど、自宅で過ごすことになって私の手をかりるのがよっぽど嫌で、急いで逝ってしまったのかなと何度も思った。