こんにちは。
教えるアナウンサー、むたあきこです。
日々、ほんの少しずつ、学びを進めたり
講座を作ったりしています。
そして。そんななか感じたことについて書きますね。
歴史書に苦しめられてます(涙)
めっちゃ辛いです~・・・
いま、大学の勉強で、人生でほとんど触れてこなかった
「歴史書」と向き合っています。
正直、かなり苦戦中…。
というのも、出てくる言葉の意味が、全然わからないんです。
「嫡子」って?
「烏帽子親」って??
「心蓮」って???
…え、これって同じ“日本語”なんだよね?って疑いたくなるくらい、
まったく頭に入ってこない。
ひとつひとつ意味を調べながら読み進めるから、読むスピードは激遅。
そして、なかなか頭に入らない…これは、思った以上に苦痛です。
たぶん、歴史に親しみを感じるような方は、このような
悩みは感じないような気がしますが。
ふと気づいたこと
「これ、私たちが“伝える”ときにも同じことが起きてるかもしれない」
そう気がつきました。
たとえば、何か人に伝えるような場、研修などで、
「自分にとっては当たり前の言葉や概念」を、
そのまま口にしてしまうことってありませんか?
聞いている人は、きっと今の私と同じ気持ち。
「なんかすごく大事なこと言ってるっぽいけど…意味がわからない」
「理解するのに時間がかかる…つらい」って。
でも、聞いている人がそう感じていたとしても、
その場の空気を読んだり、
分からない、と周りに知られることは恥ずかしい気がして
質問することも躊躇する人は少なくない。
だから、話し手が「分かりづらい話をしている」
ということに、気がつかなかったりします。
「伝える」って、相手の世界に降りていくこと
この体験を通して改めて思ったのは、
「伝える力」って、“翻訳力”なんだなということ。
専門用語を、やさしい言葉に置き換えること。
たとえ話を使って、イメージできるようにすること。
そして、相手が「すっと分かる」状態にしてあげること。
それができる人って、すごく“伝える力”のある人だと思います。
私も、いまは立場が逆。
「分かってもらう」立場から、「分からない側」に立ってみて、
今まで見えなかったことに気づきました。
歴史書の言葉に苦しめられながらも(笑)、
ここから“伝える力”のヒントを掘り出していきたいと思います。
✨最後にひとこと
たぶん、いまの私の勉強は、教養を超えて
「人間力」にもつながっている気がします。
分からない苦しさも、きっと誰かに
「分かるように伝える」力に変えていけるはず。
(…と思いながら、今日も「嫡子って、えっと…」と調べております笑)
平易な言葉でも、人の心にちゃんと届くような話し手を増やすこと。
それが、私のやりたいことです。
しばらく歴史書と格闘?戦い?ます(笑)