こんにちは。牟田祥子です。
 
フリーアナウンサー、コーチ業、ヨガ講師などをしています。
 
大人になると、いろいろなことに躊躇をしてしまって、
初めてだし、やっぱやめとこ~。となることって多くなる気がします。
 
が、それでもやっぱり「心躍ること」って、人生を彩るし、
生きてるなって実感を味わうことができる大切なものだなって
思うのです。
やりたいことをやっている人たちの姿を見て、とっても刺激を受けた
そんな内容を書いてみます。
 
 
 
息子が小学校からバレーボール試合の割引券をもらってきたので
試しに行ってみることにしました。
 
 
観戦しに行ったのは、茨城県つくば市を本拠地とする
V.LEAGUE 2部のバレーボールチームの試合です。
 
試合結果などの詳細が気になる方は、こちらの
Newsつくばをご一読ください
 
観戦に行ったきっかけは、ほんと、息子がチケットをもらってきて
 
「ほぅほぅ、最近ハイキュー見始めてバレーボールに興味持ち始めた
ところだし、面白そうだから見にいってみよ」
 
という、とっても気軽なもの。
 
私自身、中学のときにバレーボール部所属だったので
プロの試合を見てみたいなぁ~。そんな気持ちもありました。
 
試合の結果は、1-3で、お相手の埼玉アザレアの勝利で
少し残念な気持ちだったものの
 
見に行ってみて思ったのは
 
面白かった!!!
 
です。
 
まず、間近でプロのプレーを見られたのも大迫力でした。
 
会場の桜総合体育館の二階席(自由席)から観戦したのですが
一枚目の写真が撮れるくらい、間近。
スパイク打つときの、体の動きとか、表情とか、肉眼で見られますし
体育館の床に鳴り響く、選手たちの足音も聞こえますし
 
行く前は、もっとこう、双眼鏡で見ないとみられないよね、
という詳細部分までが、すぐそこに見えたのが良かったです。
 
それと、これは試合中の話ではありませんが
お化粧室に立ち寄ると、出入りする選手の姿も
文字通りすぐそこにいて、
「うわ!でか~!!」という驚きも感じられて
(バレーボール選手なので、ある程度大きいのは当たり前かもですが)
 
なんだか、久しぶりに「生で見る衝撃」みたいなものを
感じることが出来ました。
 
でね、私、不思議と、観戦中に涙が出てきたんですよ。
バレーの試合で、なんで?と思われるかもしれませんが、
選手たちって、バレーボールを極めたいと頑張っている方たち
なんですよね。
2部リーグの方たちは、平日は別のお仕事をされているそうですが
働きながらでも、好きなことを続けたい!という気持ちがあるからこそ
そこのコートに、目の前のコートで、ボールを受けたり
打ったり、しているわけです。
 
そういうのを考えていたら、なんというか、涙が出ました。
好きなことを貫くって、すごい、苦しみもあると思うんですよ。
そうしてでも、やっぱりやりたい情熱。
そういう気持ちに従って生きている人たちが
すぐ目の前にいる。と思ったら、泣けました。
応援したくなりました。
 
それと、私がバレーボール経験者だからか、
選手たちがレシーブする、トスする、アタック!という
動きの都度都度、自分がまるでコート内にいる感覚になるというか
シンクロする感じ?を味わうことができて
そういう意味でも楽しい時間でした。
 
息子は、というと、最初こそ「楽しい~!」と夢中になって
見ていたものの、試合時間が30分を超えたあたりから
「眠い・・・」と言い始め、他の話をしだし、
お菓子を食べながら、どうにかこうにかフルセット観戦は
することが出来ました。
 
私と息子の明らかな違いは、経験しているかしていないか、
なんですかね~。
 
 
きっと、息子も、今後いろんな経験を積んでいくと
自分ごとになり、興味も深まっていくのでしょうね。
 
私はといえば、本当に久しぶりに、損得勘定抜きに、
ただただ面白い、応援したい、人に伝えたい、
という気持ちを味わうことが出来ました。
 
また、こういう体験をしにいこう。
 
「やりたいことを、自分にやらせてあげる」生き方をしたいなと
改めて思いました。