このところ、自分の仕事の棚卸しをしたいなと思って
いろんなことを思い出しています。
私がしゃべることを仕事にしたいと思って
アナウンススクールに通い始めた頃。
悩みは、まずは｢声｣でした。
伝わりやすい話し方のコツには、話す内容、長さ
組み立て方など様々あります。が、とにもかくにも
相手に聞こえなければ、伝えようという努力が
無意味になってしまいますよね！
私の声は通りにくく、アナウンサーになるには
声から作る必要がありました。
スクールで発声訓練などすると、必ず喉が疲労して
声が出しにくくなっていました。
緊張すると、喉に力が入って気道が狭まり、
いわゆる｢喉声｣になっていたから。
喉声にしないためには、喉をリラックスさせ
気道を自然な形でゆるめて息を通すのが
良いのです。
そうすると、力が変に入りすぎない
｢心地よく響く声｣が出るようになるのです。
目安は、あくびをしたときの喉のリラックス感です。
ふわーとあくびをする時、喉が開くのわかりますか？
声は人それぞれ、必ずその人なりの響くポイントが
あります。
その｢その人なりの響く｣声が、心地よく耳に入って
くる声であり、耳を傾けたくなり、
結果、人に伝わりやすい声となる、という流れに
なるんです。
これはある意味スポーツと一緒で、鍛えれば
だんだんと上手に出来るようになります。
もし｢声が通りにくくて悩んでる｣という方がいたら、
まずは、あくびの時の喉の緩み、意識してみてください。
きっと声が、伝えやすい声になっていくと
思いますよ*(^o^)/*
牟田祥子 出演情報
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