こんにちは!
教えるアナウンサー、むたあきこです。

 

梅雨はどこへ??というくらいの天気ですねびっくり
夏は麦茶に限る~!と個人的には思っているので

毎日毎日、麦茶を作っているワタシです。

 

さて。

 

人前で話すとき、ドキドキしてしまう…

ということは、ありますか?

たいていの方は、ゼロではないのではないでしょうか。


私も、長年司会の仕事をしていても、

毎回まったく緊張しないわけでは、ありません。

特に、初めての場所はド緊張しますし

慣れている場だとしても、私が発した言葉ひとつで

場の空気が左右されるかと思うと、

責任感で背筋がピンとし、緊張感が走ります。

 

でも、そういう「緊張する場面」が想像されるとき、

私には「ちょっとしたルーティン」があるんです。

 

それは――
 

「司会台の上を、自分の心地よい配置に整えること」

例えば…

  • ペンの色を並べ替える

  • 付箋の順番をサッと確認する

  • マイクの位置を、すぐ取りやすい角度にして置く

  • 台本の角度をちょっとだけ変える

  • お守り代わりのアロマオイルを忍ばせる

これ、誰かに頼まれたことじゃなく、
自分が「安心して、自然体で話せる状態」を作るための

“ちいさな儀式”なんです。

最後のアロマオイルは、香りがするものなので、

もしその場がお食事を提供する場などであれば

お食事に影響しない程度の香りの強さのものを選びます。

(アロマなので、そんなに香らないんですが)

 

本番直前って、頭がフワフワしたり、

心臓がバクバクしたりしますよね。
 

でも、こうやって

「目に見える世界を自分で整える」と、

不思議と心もスッと落ち着いてくる。


以前の私は、

「緊張しちゃダメ!」「失敗したらどうしよう!」と

思えば思うほど、声が震えたり、

言葉が出てこなくなったりしていました。

 

でも今は、

 

「緊張してもいい。でも、その中で“自分を整える”ことはできる」

と思えるようになりました。

 

むしろ、緊張は人間の生理的な反応なので、

「あって当たり前」なんですよね。

それが分かってからは、心臓がドキドキしても

「あぁ体が反応してるなぁ」って思えるようになりました。

 


本番に強くなりたいあなたへ。

 

すごく大きなことを変えようとしなくても、
まずは**“小さな整え習慣”**から始めてみてください。

 

あなたのスイッチは、どこにありますか?😊


📣私がやろうとしている話し方講座でも、
こういう「整えるコツ」や「本番に強くなる心の扱い方」も

お伝えしたいなと思っています。

講座が出来上がるのは少し先になりそうですが、

そういう「メンタルの整え方」も扱いますので

楽しみにしていてくださいニコニコ

こんにちは。教えるアナウンサー、

むたあきこです。

 

先日、とあるスポーツ大会の司会をさせていただきました。
屋外の大きな会場。風の音、歓声、笑顔、少し緊張した空気。

 

マイクを持って最初の一言を発した瞬間、
あぁ、私、やっぱりこの感じが好きなんだなって、

心から思ったんです。

 

それは、ただ「話すこと」が好きというよりも、
“場の空気を感じ取りながら、言葉で流れをつくっていく”感覚。
ちょっとした間や、参加者の表情を見ながら言葉を選ぶこと。
 

ときに盛り上げたり、安心感を届けたり、
その場にいる全員と呼吸を合わせていく感覚。

うん、やっぱり好き。

 


 

自分の役割を果たして、誰かの思いを届けたり、

会の進行を円滑にできたときの、
あの独特の満たされ感。

 

最近は、「教える側」として意識することが増えてきたけど、

やっぱり“現場”でマイクを持つ時間も、

私にとっては大切な軸なんだと再確認しました。


そんなわけで、改めて…


\司会・MCのお仕事、承っております/笑


式典、イベント、オンライン進行も大歓迎。
「伝わる空気」を一緒につくっていけたら嬉しいです☺️

こんにちは。

教えるアナウンサー むたあきこです。

 

先日、Netflixで『The DAYS』という作品を観ました。

福島第一原発事故を描いたドラマで、実話をもとにしています。

その中で、とても心を揺さぶられた場面がありました。


吉田所長が、絶望と混乱の中にいる部下たちに放った一言。

> 「俺たちは死ぬためにここにいるんじゃない。

爆発を防ぐためにいるんだ。みんなで、家族のもとに帰ろう」

この言葉で、どれほど多くの人の心に光が灯っただろう。

混乱と不安の渦の中で、人を動かしたのは「言葉の力」でした。
私は、ただただ涙が溢れました。

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もう一つ、印象的な話を思い出しました。

とある会社で、お茶出しの業務にやりがいを感じられずに

いた女性に、上司がこんな言葉をかけたそうです。


> 「あなたが運んだお茶を、みんなが会議で飲む。
その会議がうまくいって、誰かの人生が変わるかもしれない。」

その瞬間から、その女性の表情が変わったそうです。
「自分の仕事が、誰かのためになっている」

――たった一言で、世界の見え方が変わったんです。

すごいですよね、言葉の力って。


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だから私は、「伝わる話し方」を大切にしたい。

 

滑舌や発声ももちろん大切。けれど、

**「どんな気持ちで、誰に、何を届けるか」**が、もっと大切。

 

たった一言で、誰かの心を照らすことができる。
逆に、何気ない一言が、誰かの心を折ってしまうこともある。
 

毎日、私たちはたくさんの言葉を口にしています。


だからこそ、「どんな言葉を選ぶか」が、

その人の生き方になるのだと思います。

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「言葉は、生きる力になる」

それが、私が伝えていきたい信念です。
このことは、将来、講座を通して、

誰かの心に届く声を育てたいと思っています。