砂漠都市アリアン。
都市と言うだけあって結構広い。
ときどき、隠れキャラのようにMAPの隅に立っているNPCに悩まされる。
クエのターゲットであるグレイツを手分けして探す事にした。
「いました?」
「いませんね」
「136,102→アリアン傭兵ギルドの中です」
グレイツは、かなり自己中で、熱い人間のようだ。
戦隊モノで言えば、明らかにレッドだな。
いや、戦隊に入れないソロヒーローか。
とにかく、どう話してもクロマティーガードに加入しなければならないようだ。
てか、クロマティーって言うと、自分は元巨人のクロマティーなんだけど…
まあ・・・、いいか。
とかブツブツ言ってると、いきなり選択肢が発生する。
あ、いや、心の準備が…
中の人も戸惑ってしまう。
①スキル全般的に影響がある称号。
②部分的だが、もう少し高い能力を得る称号。
これは、①はスキルLvが上がり、②ステータスが上がると言う事か?
(どちらもステータスなのは、のちに知る)
メインクエが導入されて、まだ数日しか立っていないためか、情報が不足している様だ。
ここに来る人は、口々に
「どっち?どっち?」
と声に出す。
「どっちが良いか教えてください」
などと言う人もいる。
3人は考える。
そして、それぞれは答えを出した。
ナイト「1で」
ユウ「同じく」
自分「1にします」
そして第2の選択肢。
①10人のクロマティーガードとお話するか。
②警備兵の墓に行くか。
ナイト「①にしました」
ナイトは既に決めていたようだ。
自分「警備兵に行って見たい気もするが・・・」
ナイト「ここで別れるには…」
と、少し寂しそうな発言。
うーん、まあ確かに、Lv40台で警備兵の墓は怖気付くよな・・・。
では①を選択しようか。
自分「①にしました」
ナイト「ありがとう」
とりあえず方向は決まった。
ナイト「いきましょう」
ユウ「では、またここで」
行くと言っても、都市の中を走り回るだけの単純なもの。
難なくこなして、クエストをアップさせた。
なんと、PART4はこれで終わりのようだ。
PART3に較べると、それは随分とあっさりとしたものだった。
そしてPART5
この先はレベル50以上。
彼らもこのクエの間にレベルは上昇したが50には到達するほどではなかった。
「レベル50か、手伝えるのもココまでですね」
「残念です」
「それでは」と打ち込もうとした時、
「あ、ちょっとまって、ユウにも意見を聞かないと」
とナイトが言った。
意見とは自分がPTから抜ける事に対しての事だった。
ユウ「これ以上付き合ってもらうのも悪いよ」
ユウ「ほんとに助かりました^^」
「いやいや」
御礼お言われるほどの事じゃ。
「行きたい町は?」
「古都へ」
間もなく、古都へ到着。
「それじゃこの辺で」
ナイト「困った時に、また手伝ってください」
ユウ「頼まれてくれますか?」
「良いですよ」
ユウ「あ、友録・・・」
2人と友録をして別れの時を迎えた。
「ではでは^^」
と、自分。
「またよろです^^」
と、ナイトとユウ。
こうして自分はクエの続きを、そして彼らはレベル上げに精を出すのだろう。
時々だけど、彼らを街で見かける事がある。
それぞれの装備はその度に、変わって行く。
それは成長の証。
引き止め話しかける事はない。
縁があれば、そのうち自然に出会うだろう。
たった2時間程度の出来事。
それは充実した時間だった。
~おわり~
あとで、知ったのですが、クロマティーガード称号の選択は、より良いものではなかった様ですね。
ま、面白かったから良しと。
8割事実で2割作り話。
とまあ、自分の文章作成、描写能力の乏しさ&中途半端さが、垣間見えた一幕でした。