どうぞ☟
春馬:「遥、おい、しっかりしろ」
部屋に戻っても頭真っ白な私に春馬が声を掛ける。
遥:「私が知ってる春馬だ」
心から言葉が出た。
春馬:「近々ホスト試験があるからさ、結構使えるだろ」
ニヤリといつもの意地悪な笑みを浮かべる。
遥:「ホスト試験?」
初めて聞く名前だからつい聞いてしまう。
春馬:「なんか今年からやるらしくって、乙女学園と合同らしいぜ?
春馬;全校生徒から選抜されて大会みたいなのを開くらしい・・・まぁ、面倒だから参加しないけどな」
興味なさそうに答えてくれる。
遥:「こっちは何も知らされてないよ?」
春馬:「来週くらいには知らされるんじゃないか?俺らも知らされたのはつい最近だからな」
遥:「ふぅん・・・」
遥:さっきの春馬だったら大会出れると思うけどなぁ・・・
そんな私にお構いなしに、春馬は笑顔で言う。
春馬:「なぁ、外行こうぜ!一旦家帰ってくるからここで待ってろ。電話する」
なんて答えよう・・・
1・・・「うん。待ってる」
2・・・「今日は用事あるから」
3・・・答えない
1・・・
遥:「うん。待ってる」
私の返事に無邪気な笑顔を返して春馬は部屋を出て行く。
下でお母さんと会話する声が聞こえる。
遥:またあの仮面をかぶっているのだろうか・・・
遥:昨日今日といろんな春馬を見た気がする・・・
ふと、鏡に映る自分を見る。
鎖骨の赤い跡を指で触る・・・。
『言っとくけど、それ虫じゃねぇから』
春馬の言葉を思い出す。
遥:虫じゃなかったらなんだろう?
遥:そういえば、パジャマの第1ボタンが留まってなかったんだよね・・・
ふと、1つのものが思い浮かぶ。
カッと頬が熱くなるのが自分で分かる。
違う違う違ーうと頭を振って自分の考えを追い出す。
遥:・・・とりあえず、服を着替えよう・・・
(つづく・・・
読んでて楽しかった! 以上(笑