どうぞっ!!
話が終わり体育館から教室へ皆が移動する。
私も出ようと体育館のドアを抜けようとすると後ろからドンっと突き飛ばされる。
遥:「いたっ」
かろうじて倒れることはなかったが、突かれた背中が痛い。
振り返るがどの子も敵意むき出しなので犯人がわからない。
翼:「女の子が怖い顔しないで仲良くやろうよ」
爽やかな笑顔で翼が出てくる。
そして、すっと手を差し出す。
私は・・・
1 翼の手を取る
2 春馬に助けを求める
3 無視する
3・・・
私は無視して教室へ行こうとする。
翼:「一緒に行ったほうが安全だよ。俺に冷たくすると俺のファンが余計逆上して何するかわかんないぜ」
いつもの甘い笑顔とは真逆の暗い微笑みに私はゾッとした。
翼:「いい子」
にっこりいつもの甘い笑顔に戻り、翼は遥の肩を抱いて教室までエスコートして行った。
少し離れたところから春馬が悔しそうにその後ろ姿を見送っていた・・・。
本当は遥が突き飛ばされた時、翼よりも春馬が先に動いていた。
だが、翼が春馬の動きを制し、冷たく言ったのだ。
翼:「ただ出ていくだけじゃ、問題になるだけだろ。ずっと付いて守ってやれる訳じゃないんだ、考えて行動しろよ」
春馬:「な・・に・・・?!」
目の前の行動と翼という存在にカッと胸が熱くなる。
翼:「お前はストレートすぎんだよ、その勢いで出て行ったらお前もお前の大事な遥ちゃんも格好の餌食にされるだけって言ってんだよ」
ギリっと春馬は唇を噛み締める。
春馬:「・・・じゃあ、お前はこの事態を何とかできるって言うのかよ!」
ギリギリのところで感情を抑え、搾り出すように言う。
翼:「できるからお前を止めたんだよ、そこで見てな」
翼は余裕の笑みで遥の方へ歩いて行く。
そして、見事事態を収め遥を教室へ誘導して行った・・・。
敵意をむき出しにしていた女生徒達は反省の色を露にして遠巻きに2人の背中を見ていた・・・。
春馬:「ちっくしょ・・・!!」
体育館の壁を思いっきり叩きつける。
痛む手を握り締め、春馬は乙女学園を後にした・・・。
(続く
わぁー
んー。春馬くんには 頑張って欲しいです
ちょっと翼くんもいいなと思ったな この回でww