4/12 Vプレミアリーグ・ファイナル | 加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記

金沢生まれ。この冬から久しぶりに東京に住むことに。①石川県人から見た東京、②石川に関係のある人を綴っていきます。

<今回の江戸:東京体育館


「日立ベルフィーユ」、最強の女子バレーチームでした。
リーグ優勝18回。黒鷲旗(日本選手権)優勝17回を
数えた超名門チームでした。
日立がそのまま全日本女子だったこともありました。
今もタレントとして活躍している大林素子 さん、
三屋裕子 さん、中田久美 さん等スター選手が大勢いました。


そして日立のライバルと言えば「ユニチカ・フェニックス」。
日立が東京でユニチカが大阪ということもあって、
女子バレーの巨人阪神戦というイメージがありました。


「富士フイルム・プラネッツ」、80年代には国内最強を
誇った男子バレーボールチーム。全日本のエースで
今はタレントとして活躍している川合俊一 さんも在籍
していました。


その他にも男子でいえば「NKKナイツ」、「日新製鋼ドルフィンズ」、「神戸製鋼」、「旭化成スパーキッズ」、「住友金属ギラソール」、「象印タフボーイズ」
女子でいえば「東洋紡オーキス」、「ダイエー・オレンジアタッカーズ」、「イトーヨーカド-・プリオール」、「小田急ジュノー」・・・。

これらのチームは今はもう存在しません。


そして百年に一度といわれる不況の今年も、
女子の「武富士バンブー 」は活動休止 が決定。
武富士はイトーヨーカドーの後継チームでした。


栗原恵 選手が所属する「パイオニア・レッドウィングス
も一時は廃部が検討されました。


そして正式発表はされていませんが男子の
NECブルーロケッツ 」も廃部が検討されていると
一部メディアが伝えています。


ええ~NECが!名門チームじゃん!って思いました。
NECなんて数百億円赤字出すこともあれば
その数倍の黒字を出すこともある企業。
数億円程度のバレーボールチームつぶしても
大して業績に変化が出るとは思えないけど・・・。


しかし、女子バレーの「NECレッドロケッツ 」、
ラグビーチームの「NECグリーンロケッツ 」は
存続するようです。


東京体育館に男子Vプレミアリーグ・ファイナル
見てきました。

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-Vリーグファイナル

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-東京体育館


そこにはブルロケ存続の署名をお願いしている人たちが。
その思いがNECに伝わるといいですね。


Vプレミアリーグはレギュラーラウンド上位4チームが
プレイオフに進みます。
そしてファイナルに残ったのは
レギュラーラウンド2位の「東レ・アローズ 」と
3位の「堺ブレイザーズ 」です。

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-東レvs.堺

レギュラーラウンド1位だった「サントリー・サンバーズ
はブラジル人選手、レオナルド 選手が怪我で欠場していた
こともあり、セミファイナルで敗退してしまいました。


東レは前日の女子決勝で、東レアローズ女子
見事、優勝。男子も続いてアベック優勝を飾りたいところ。


堺ブレイザーズは新日本製鉄ブレイザーズがクラブ化
し、大阪府堺市に密着したチーム。
今の日本では企業チームがクラブチーム
となった最高の成功例ではないでしょうか。


しかし、堺は全日本メンバーで2006年リーグMVPの
♯6千葉進也 選手が欠場しているのが痛いところ。


客席はほぼ満員。東レは青い服に白いスティックバルーン、
堺は黄色い鳴子での非常に組織化されてそろった応援でした。
東レの応援席です。

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-東レ応援席

で、結果は3-0で東レが優勝。
喜ぶ東レ応援席。

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-喜ぶ東レ応援席

堺はサーブで崩されて、オポジット(スーパーエース)
のカメルーン代表♯7エムブレイ・エンダキ 選手、
日本代表、絶叫怪獣こと♯3石島”ゴッツ”雄介 選手に
スパイクが偏り、東レのブロック網にことごとく
防がれてしまいました。


けど、センターからの攻撃がなかったのは東レも同じで
東レのスパイク打数の40%弱がオポジットのセルビア代表、
♯12デヤン・ボヨビッチ 選手に集中し、ミドルブロッカー
の♯17篠田歩 選手、♯1富松”トミー”崇彰 選手は
二人合わせても16.4%。


堺も全く似たような感じで、強力な外国人選手に頼り、
まだまだ中央からの攻撃が出来ていない、今の日本の姿を
浮き彫りにしました。

東レは史上初のアベック優勝を飾りました、
おめでとうございます。

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-Congratulations

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-表彰式

その一方で体育館の外では同じく男女ともにVリーグの
チームを持つNECが存続署名活動・・・。


アイスホッケーの「SEIBUプリンスラビッツ廃部
アメフトの「オンワード・オークス」活動停止
ラグビーの「ワールド・ファイティングブル休部
ラグビーの「セコム・ラガッツ強化中止
男子ハンドボールの「ホンダ・エルク日本リーグ脱退
社会人野球の「三菱ふそう川崎」廃部
社会人野球卓球陸上競技 の「日産自動車」廃部
女子サッカー「田崎ペルーレ」なでしこり-グ脱退
そして女子バレーの「武富士バンブー」・・・。


どんどん、チームが無くなっていく・・・。
早くリーグもチームもプロ化を推し進めて
せめて自分たちで経営を出来る体制にならないと
不景気になるたびに、スポーツと関係のないところで
チームの解散が決まっていく・・・。


景気は底を打ったという説もあるようなので
これ以上消滅するチームが出ないことを祈るばかりです。

優勝を決めた東レ・アローズは優勝記念Tシャツを着て
館内一周。

加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記-東レ優勝挨拶