<今回の江戸:東京体育館 >
「日立ベルフィーユ」、最強の女子バレーチームでした。
リーグ優勝18回。黒鷲旗(日本選手権)優勝17回を
数えた超名門チームでした。
日立がそのまま全日本女子だったこともありました。
今もタレントとして活躍している大林素子
さん、
三屋裕子
さん、中田久美
さん等スター選手が大勢いました。
そして日立のライバルと言えば「ユニチカ・フェニックス」。
日立が東京でユニチカが大阪ということもあって、
女子バレーの巨人阪神戦というイメージがありました。
「富士フイルム・プラネッツ」、80年代には国内最強を
誇った男子バレーボールチーム。全日本のエースで
今はタレントとして活躍している川合俊一
さんも在籍
していました。
その他にも男子でいえば「NKKナイツ」、「日新製鋼ドルフィンズ」、「神戸製鋼」、「旭化成スパーキッズ」、「住友金属ギラソール」、「象印タフボーイズ」
女子でいえば「東洋紡オーキス」、「ダイエー・オレンジアタッカーズ」、「イトーヨーカド-・プリオール」、「小田急ジュノー」・・・。
これらのチームは今はもう存在しません。
そして百年に一度といわれる不況の今年も、
女子の「武富士バンブー
」は活動休止
が決定。
武富士はイトーヨーカドーの後継チームでした。
栗原恵
選手が所属する「パイオニア・レッドウィングス
」
も一時は廃部が検討されました。
そして正式発表はされていませんが男子の
「NECブルーロケッツ
」も廃部が検討されていると
一部メディアが伝えています。
ええ~NECが!名門チームじゃん!って思いました。
NECなんて数百億円赤字出すこともあれば
その数倍の黒字を出すこともある企業。
数億円程度のバレーボールチームつぶしても
大して業績に変化が出るとは思えないけど・・・。
しかし、女子バレーの「NECレッドロケッツ
」、
ラグビーチームの「NECグリーンロケッツ
」は
存続するようです。
東京体育館に男子Vプレミアリーグ・ファイナル
を
見てきました。
そこにはブルロケ存続の署名をお願いしている人たちが。
その思いがNECに伝わるといいですね。
Vプレミアリーグはレギュラーラウンド上位4チームが
プレイオフに進みます。
そしてファイナルに残ったのは
レギュラーラウンド2位の「東レ・アローズ
」と
3位の「堺ブレイザーズ
」です。
レギュラーラウンド1位だった「サントリー・サンバーズ
」
はブラジル人選手、レオナルド
選手が怪我で欠場していた
こともあり、セミファイナルで敗退してしまいました。
東レは前日の女子決勝で、東レアローズ女子
が
見事、優勝。男子も続いてアベック優勝を飾りたいところ。
堺ブレイザーズは新日本製鉄ブレイザーズがクラブ化
し、大阪府堺市に密着したチーム。
今の日本では企業チームがクラブチーム
となった最高の成功例ではないでしょうか。
しかし、堺は全日本メンバーで2006年リーグMVPの
♯6千葉進也
選手が欠場しているのが痛いところ。
客席はほぼ満員。東レは青い服に白いスティックバルーン、
堺は黄色い鳴子での非常に組織化されてそろった応援でした。
東レの応援席です。
で、結果は3-0で東レが優勝。
喜ぶ東レ応援席。
堺はサーブで崩されて、オポジット(スーパーエース)
のカメルーン代表♯7エムブレイ・エンダキ
選手、
日本代表、絶叫怪獣こと♯3石島”ゴッツ”雄介
選手に
スパイクが偏り、東レのブロック網にことごとく
防がれてしまいました。
けど、センターからの攻撃がなかったのは東レも同じで
東レのスパイク打数の40%弱がオポジットのセルビア代表、
♯12デヤン・ボヨビッチ
選手に集中し、ミドルブロッカー
の♯17篠田歩
選手、♯1富松”トミー”崇彰
選手は
二人合わせても16.4%。
堺も全く似たような感じで、強力な外国人選手に頼り、
まだまだ中央からの攻撃が出来ていない、今の日本の姿を
浮き彫りにしました。
東レは史上初のアベック優勝を飾りました、
おめでとうございます。
その一方で体育館の外では同じく男女ともにVリーグの
チームを持つNECが存続署名活動・・・。
アイスホッケーの「SEIBUプリンスラビッツ
」廃部
、
アメフトの「オンワード・オークス」活動停止
、
ラグビーの「ワールド・ファイティングブル
」休部
、
ラグビーの「セコム・ラガッツ
」強化中止
、
男子ハンドボールの「ホンダ・エルク
」日本リーグ脱退
、
社会人野球の「三菱ふそう川崎」廃部
、
社会人野球
、卓球
、陸上競技
の「日産自動車」廃部
、
女子サッカー「田崎ペルーレ」なでしこり-グ脱退
、
そして女子バレーの「武富士バンブー」・・・。
どんどん、チームが無くなっていく・・・。
早くリーグもチームもプロ化を推し進めて
せめて自分たちで経営を出来る体制にならないと
不景気になるたびに、スポーツと関係のないところで
チームの解散が決まっていく・・・。
景気は底を打ったという説もあるようなので
これ以上消滅するチームが出ないことを祈るばかりです。
優勝を決めた東レ・アローズは優勝記念Tシャツを着て
館内一周。







