絶望するには勇気が要る。 「レボリューショナリーロード/燃え尽きるまで」 | 加賀男児(かがおのこ)の江戸滞在記

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金沢生まれ。この冬から久しぶりに東京に住むことに。①石川県人から見た東京、②石川に関係のある人を綴っていきます。

今回のお言葉


「虚しさは誰でも感じるが、絶望するには勇気が要る」

映画「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 」より
ジョン・ギヴィングスのセリフ


「タイタニック」より11年、ジャックとローズの再共演となった
「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」。


自分達は特別だ~と思っている夫婦が、普通の
サラリーマン生活を送るに従って、壊れていくという映画。
その中で、精神病院に入っていたという元数学教師の言葉です。


評論家の方々やネットで多くの人達が「心に残った」と
言っています。


けど、僕は「違う。逆だ。」と思いました。

絶望するのなんて簡単だ。勇気なんか必要ない。
考えることや足掻くことを止めて
自分が出来ないことの理由とその正当性を並べればいい。
楽なもんだ。


あるいは、自分にあるものは一切数えないで
ないものばかりを数えて嘆く。
はい、「絶望した可哀想な私」の出来上がり。


1950年代のアメリカが舞台ですが、それってアメリカが
一番輝いていた時代じゃないですか。
世界中のだれもがアメリカに憧れていた。命をかけて
アメリカに潜り込もうとして叶わなかった人達が大勢いた。
そんなアメリカで高級住宅街に住んで一流企業に
勤めてて「絶望」だって。


「幸せ」は他の人を幸せにした代償に手に入るものでしょう。
自分がスペシャルな存在じゃなければ絶望って・・・。


今の居場所幸せが見つけられない人は、どこへ行っても
見つけられないんじゃないかな~と思ったり。


しかし、この映画、ケイト・ウィンスレットと
レオナルド・ディカプリオの演技は鬼気迫るものが
あって、その辺は見ごたえあります。


お言葉のジョン・ギヴィングスに扮したマイケル・シャノン
がアカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。
せいぜい10分位しか出てないけど・・・。