今回のお言葉
「虚しさは誰でも感じるが、絶望するには勇気が要る」
映画「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
」より
ジョン・ギヴィングスのセリフ
「タイタニック」より11年、ジャックとローズの再共演となった
「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」。
自分達は特別だ~と思っている夫婦が、普通の
サラリーマン生活を送るに従って、壊れていくという映画。
その中で、精神病院に入っていたという元数学教師の言葉です。
評論家の方々やネットで多くの人達が「心に残った」と
言っています。
けど、僕は「違う。逆だ。」と思いました。
絶望するのなんて簡単だ。勇気なんか必要ない。
考えることや足掻くことを止めて
自分が出来ないことの理由とその正当性を並べればいい。
楽なもんだ。
あるいは、自分にあるものは一切数えないで
ないものばかりを数えて嘆く。
はい、「絶望した可哀想な私」の出来上がり。
1950年代のアメリカが舞台ですが、それってアメリカが
一番輝いていた時代じゃないですか。
世界中のだれもがアメリカに憧れていた。命をかけて
アメリカに潜り込もうとして叶わなかった人達が大勢いた。
そんなアメリカで高級住宅街に住んで一流企業に
勤めてて「絶望」だって。
「幸せ」は他の人を幸せにした代償に手に入るものでしょう。
自分がスペシャルな存在じゃなければ絶望って・・・。
今の居場所幸せが見つけられない人は、どこへ行っても
見つけられないんじゃないかな~と思ったり。
しかし、この映画、ケイト・ウィンスレットと
レオナルド・ディカプリオの演技は鬼気迫るものが
あって、その辺は見ごたえあります。
お言葉のジョン・ギヴィングスに扮したマイケル・シャノン
がアカデミー賞助演男優賞にノミネートされています。
せいぜい10分位しか出てないけど・・・。