<今回の江戸:目黒>
「目黒のさんま」という有名な古典落語があります。
落語『目黒のさんま』概略
ある殿様が鷹狩りで目黒へ行った時のこと、
空腹となり百姓家で焼きたてのさんまをわけてもらった。
さんまは庶民の食べるものとして、殿様は今まで
食べたことがなくて、初めて食べた脂が乗ったさんま
に感激した。
しかし、屋敷の御膳にさんまが出る訳もなし。そこで親戚へ
食事のお呼ばれをし、好きなものを頼んでくれということで
ここぞとばかりにさんまを注文。
しかし、親戚の家来たちが体を気遣いさんまのを蒸して
脂を落とし、骨も危ないからと言って抜いてしまった。
ひと口食べたがおいしくも何ともない。
「このサンマはいずれより取り寄せた?」
「日本橋魚河岸にてございます」
「それはいかん。サンマは目黒に限る!」
世間知らずの殿様を笑ったお話です。
それにちなんで目黒のさんま祭りがあったので行ってきました。
しかし、JR目黒駅は品川区にあるので、
目黒区と品川区が別々にさんま祭りを開催しています。
両方ともさんまを無料配布しています。
日程も別々で今年は9月9日には品川区で、9月16日には
目黒区でさんま祭り「目黒SUNまつり」が行われました。
僕は目黒区の「目黒SUNまつり」に行ってきました。
気仙沼の方々が5千匹のさんまを運んできてくれたそうです。
今年は過去最高の人出だそうで、さんまを
求めて2kmの行列ができたとか。
僕は目黒駅で降りたのは初めてでしたが
もっとハイソな町かなって思ってたら意外と
庶民的でした。
昔、ビートきよしさんが「ごんのすけーざかー」
って歌ってた権之助坂もありました。
へえ、権之助坂って目黒にあったんだ。
やべ、年ばれちまう。
で目黒SUNまつりは聞いたことのない公園で
やってて場所が分かるかどうか不安だったのですが
すぐわかりました。
僕が行った時も周辺はさんまを焼くけむりがもうもうと
立ち込めていました。
周りから苦情とか来ないかな?
そして到着して、さあ、さんまをもらおうかな
って思ったら、無料配布は終了しましたとのこと。
僕が行ったのは1時半ごろ。
5千匹のさんまが午前中で完売?!
う-ショック。わざわざ目黒まで来たのに・・・。
もっと早く来ればよかったなあ。
けど朝っぱらからさんまというのも・・・。
ちなみに落語の「目黒のさんま」も演じられたそうです。
明石家さんまさんは目黒区在住だそうです。
来年は品川・目黒両方食べてやる。