復学支援を受けて復学、継続登校中です。
娘の自立に向け、支援で得られた多くのことを糧に
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夏休みも終盤に入ってきました。
ギリギリになるまで火がつかないムスメ。
先日、すでに締切が過ぎていた課題があることに気づき、ようやく重い腰を上げ始めたムスメ。
そこでふと「やる気スイッチ」のことを思い出しました。
私が受けた復学支援機関には「親の会」があり、定期的に開催されるのですが、そこで支援の先生が「やる気スイッチ」はどうしたらONにできるのかというお話をされていました。
子どもの「やる気スイッチ」はどこにあるんだろう?とよく言われますが、勉強が習慣化されていないと難しく、習慣があるとその刺激によって確率が上がるというような趣旨のお話でした。
学習習慣がないのに突然やる気が起きたりはしないということです。
地道な毎日の習慣の中で、やる気に火がつく可能性が出てくるということかなと。
受験勉強でも毎日計算問題などのルーチンをやることを推奨されるかと思いますが、そういうことをして毎日机に向かうということが重要なのです。
だから、学習習慣が身についていない子どもに勉強しなさいと言っても、やる気スイッチはないので、言うことを聞く子どもはあまりいないのだと思います。
にもかかわらず、勉強しなさい、と言い続けるとどうなるか。
子どもは、所詮守らなくても良いようなつまらないことをうるさく言う親だと認識し、親の立場も下げてしまいます。
ムスメにもこの「やる気スイッチ」はどうしたらONにできるのかの話をしました。
毎日の学習習慣が重要だよと。
そうしたらムスメは言いました。
ある程度大きくなってからの習慣づけは難しいんだよ。
やる気スイッチをONにするにはもっと大事なことがある。
それは強いモチベーション、目的意識だと。
強い目的意識がなければ、習慣化することはできない。
それはそのとおり。
空気を吸うように歯を磨くとか、やることが当たり前になっていないと、習慣化することはできないのだから。
だから小さいうちに色々習慣化できるように親は頑張らないといけない。
「三つ子の魂百まで」という言葉は好きではないのですが、小さい時にどこまで根気よく子どもに地道なことを教えるかはとても重要だと思います。
忙しさにかまけて見て見ぬふりをして通り過ぎたツケは必ず回ってくるのだなあと。
だから後になって苦労するんだなあと思いました。
子育てって難しいですね。
さてムスメの「モチベーション」は果たしてどこまでもつのでしょうか?
「推し」様様、その存在に感謝です