【映画】帰ってきた あぶない刑事~タカ&ユウジファン必見の一作 | 鶏のブログ

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【監督】原廣利

【制作国】日本

【上映時間】120分

【配給】東映

【出演】舘ひろし(鷹山敏樹)

    柴田恭兵(大下勇次)

    土屋太鳳(永峰彩夏)

    仲村トオル(町田透)

    浅野温子(真山薫)

【公式サイト】

2016年公開の「さらばあぶない刑事」が完結編じゃなかったのと思いつつも、懐かしさの余り本作を観に行ってしまいました。でも現時点の舘ひろしの実年齢が74歳、柴田恭兵が72歳なので、果たして「あぶ刑事」最大の魅力であるアクションシーンがちゃんと観られるんだろうか、そして何よりも警察を退職した彼らが、銃を撃ったら捕まるじゃないかなど、いろいろと不安な点もあった訳ですが、鑑賞後はそうした不安も吹き飛び、観に行って良かったなと思える作品でした。
 
前作で警察を退職してニュージーランドに移住した彼らが横浜に舞い戻って探偵事務所を開業。そんな探偵事務所の第1号の顧客が本作のヒロインである彩夏(土屋太鳳)でした。赤ん坊の時に離れ離れになった母親を捜して欲しいという依頼に応えていくうちに、地元のヤクザと対立関係になって行くというストーリーでしたが、数年前に露と消えた横浜におけるカジノ招致の話がトピックになっており、エンタメ作品にしては皮肉が効いてて心地よく感じられました。
 
タカとユウジのアクションですが、お二人ともスタイルが変わっておらず、動きも早くて流石と感じました。タカがバイクに跨ってライフルをぶっ放すシーンを観た時は、タイムスリップしたのかと思えました。
他の出演陣も、現役警察官として課長に昇進した透(仲村トオル)の立ち位置は昔通りでしたが、薫(浅野温子)の方は登場シーンも少なく、また役どころとしても本筋にあまり関係がなかった上、描き方がオーバー過ぎて、ちょっと残念でした。もう少し重要な役どころを与えても良かったんじゃないかなと思ったところです。
 
去年観た「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」では、御年80歳のハリソン・フォードが活躍しましたので、本作におけるタカとユウジの活躍を観ると、あと1作くらい続編を創るのかしらと思ったりもしましたが、果たしてどうなりますかね?
 
そんな訳で、本作の評価は★4とします。
 
総合評価:★★★★

詳細評価:

物語:★★★
配役:★★★★★
演出:★★★★
映像:★★★★
音楽:★★★★★