山仲間の希望で夏の1泊山行は会津駒ヶ岳となった。

会津駒ヶ岳は8年前の秋に登ったことがある。

  会津駒ヶ岳登山(2018年10月2日・3日)

 

今回は夏の花を楽しむ山行となりそうだ。

 

メンバーの愛犬の朝の散歩もあるので6時に出発。

桧枝岐に入って登山口を通過し、下山口のキリンテで自転車をデポした。

8年前の時は秋なのでのんびりと歩いて車に戻ったが、

暑い盛りなので自転車で車を回収することにした。

 

桧枝岐の滝沢登山口近くの無料駐車場に車をとめる。

すでに10時半になっていた。

 

登山口から舗装の道を歩く。

前回は途中から山道を使ったが、今回は舗装の道をそのまま登ってみた。

 

舗装の道の終点に駐車スペースがあってたくさんの車がとめてあった。

その少し先からいよいよ山道がはじまる。

11時15分、出だしは急階段だ。

 

その後もしばらく急登が続く。

ガスに包まれた森は、湿気がつよくてレンズが曇る。

 

山道に入って50分ほどで急登が一段落。

太い落葉樹林の中で小休止。

1350mあたりまで来ているはずだ。

 

その後はやや楽になったとはいえ、まだまだ登りが続く。

ヤマアジサイ。

 

見たことがない実があった。

帰ってから調べたらヤブミョウガらしい。

 

次の休憩ポイントの水場をめざして登るが、これがなかなか着かない。

 

もうそろそろ、と何度おもっただろうか。

14時になってようやくベンチが並ぶ水場の入り口についた。

 

私はそこから水場に下りてみた。

 

途中の湿った苔の岩にツルアリドウシの花が咲いていた。

 

途中はえぐれて大きな段差になっているところもあったが無事水場に到着。

 

パイプの先から勢いよく流れ出ていた。

今夜の調理用の水を調達した。

もちろん小屋には調理用の水はあるのだが、雨水を貯めたもので限りがある。

 

ふたたび登り始めて次第に高木が少なくなってきた。

30分ほど歩いたところでサンカヨウの実を見つけた。

 

高木は少しづつ少なくなって、藪の間から遠くが見えるようになってきたが、

濃いガスが漂っているので向かいの尾根などは見えない。

 

さらに10分ほど登ってようやく湿原地帯に到着。

 

キンコウカがたくさん咲いていて歓迎してくれた。

 

 

池塘も点在していて、コバイケイソウの白い花が美しい。

 

 

晴れていればとっくに小屋の姿が目に入っているはずだが。

 

午後4時過ぎ、ようやく小屋に到着。

すでに何人かの登山者が小屋の前のベンチで談笑していた。

3人そろったところでさっそくビールで乾杯。

 

駒の小屋は寝具は用意されているものの食事の提供はない。

完全自炊の山小屋で、1泊3600円。

この周辺はテント泊は禁止されている。

 

8年前にもいた管理人の女性がきびきびと案内してくれる。

 

今回は余裕があるのか男女別室。

女性の部屋は満杯らしかったが、男の部屋は半分以下で余裕があった。

 

5時になったので自炊部屋に移動して食事の用意。

といってもフリーズドライのごはんにお湯をそそぐだけ。

 

高齢の女性4人に若い男性1人というグループでは

その若い男性がかいがいしく食事の世話をしていた。

どなたかの息子さんだろう。

 

私は途中の道の駅で買ったアスパラを湯沸かしのガスの火であぶって食べてみた。

もちろん手元は生のままだが、おいしく食べられた。

持ってきた赤ワインを飲みながらチーズとナッツをつまみにゆったりと過ごす。

私は耳が悪いのでみんなの話が聞き取れないのが残念だったが。

 

8時前に根部屋に移動し、寝支度。

今回はなかなか寝付けなかった。

 

(2日目に続く)

猛暑日、酷暑日が続き、24日の雨で空気が少し入れ替わった。

25日の土曜日、いつもの山仲間で湯ノ丸山に出かけた。

前回の赤城山より少し高くて山頂が2100m。

出発点の地蔵峠が1732mだから、赤城山の計画を300m持ち上げたような行程になる。

 

 

埼玉を6時に出発し、地蔵峠の湯ノ丸山登山口に9時20分に到着。

 

支度をして、まずは湯ノ丸スキー場のゲレンデ内の登山道を登る。

 

日当たりのよいゲレンデ内には、紫色が美しいウツボグサがあちこちに。

 

こちらも薄紫がきれいなイブキジャコウソウ。

 

下界の暑さとは比較にならないが、直接日差しを浴びながら登るとやはり暑い。

まあ、そこも暑さに慣れようという今回の計画のねらいではある。

夏の1泊登山で、暑い中を4時間の登りをこなそうという計画があるからだ。

 

スキーリフトの山頂終点の横を通り抜けると1800m台の高原状となる。

ここから北側の斜面は、6月にはレンゲツツジが咲く名所でもある。

 

 

日当たりのいい切り開きの道の脇にシモツケのピンク。

 

さっそくウスユキソウもお出迎え。

ここはウスユキソウがたくさんあるなあ。

 

花の形が整った株を選んでアップに。

 

湯ノ丸山を正面に見ながらのんびり歩いていくと次々の花が目に入ってくる。

先ほどよりもっと大きなイブキジャコウソウの群落。

 

日差しは強いが、気持ちの良い風が吹き抜けていく。

 

これは名前を知らなかったが、調べてみたらレンゲソウというらしい。

昔、田舎の田んぼに一面に咲いていたレンゲと同じものと思えない。

 

こちらはふたたびウツボグサをアップに。

実際の紫の美しさが写真ででない。

 

ノアザミに蜜蜂が蜜を求めてとまっている。

 

道は高原を南北に結ぶ道との交差点をすぎると次第に急登になってきた。

このあたりから、連れの足取りが重くなってきた。

 

シシウド。

同じ暑さでも直射日光にあぶられるとちょっときつい。

 

ウスユキソウの大群落。

 

コースタイムより20分余計にかけて、ようやく山頂。

調子が上がらない仲間に聞くと体が熱いという。

これは熱中症の一歩手前だったかもしれない。

 

これは細かい緑の葉の上に黄色い花が咲きつつある。

初めて見るような気がする。

調べてみたらイワインチンらしい。

葉の緑が美しくて花の黄色との組み合わせがいい。

 

 

木がない頂上なのだけど、風が吹き抜けて気持ちがいい。

 

休憩していると体が冷えていく。

 

のんびり休憩した後、北峰まで行ってみるかと仲間に聞くと首を横に振る。

調子が出ないときは無理は禁物。

同じ道を下山開始。

下りはまあまあのペースで下っていく。

 

高原まで下りた十字路で南に折れた。

 

地蔵峠と烏帽子岳を結ぶ登山道に出て峠へとくだる。

その途中の若いカラマツの林が美しい。

 

斜面を下ると平らな地形となって、湿原っぽいところもあり、木道もあった。

そのあたりはキャンプ場になっていて、何組もがテントの前ですごしていた。

ここは周囲を丸く尾根で囲まれていて、地形図をみると古い火口のあとかもとも思える。

 

ヨツバヒヨドリ。

 

キャンプ場からは舗装の道路を歩いて峠へと戻った。

そこにこのコースで初めてヤナギランに出会った。

昔は、峠付近でやたらに咲いていたように思えるけど。

 

暑さの中、無事歩き終えて、峠の店でソフトクリームを食べた。

今日は埼玉は雷雨もあるような予報なので、お風呂は無しにして帰ることにした。

 

 

櫛形山は6月に行ったばかりだが、夏の花の様子を知りたくて、7月15日に再度でかけた。

今回は私一人なので、標高1327mのみはらし平から登ってみた。

 

車のナビでは見晴らし平が検索でヒットしないので少し手間取ってしまった。

結局スマホのグーグルマップで確認しながらようやく到着。

いったんここを通過して下山口に進み自転車をデポして戻る。

予定より少し遅くなったが8時14分だ。

 

 

この日は山梨は38度の猛暑日になるという予報。

だから空気がもやっていて遠くは全然見えない。

 

さて今回のコース。みはらし平から登り、アヤメ平、櫛形山を歩いて南の尾根を下山。

下山口には自転車をデポしてある。

 

ここが登山口。

 

それほどきつい登りはなく、淡々とに高度をあげていく。

でもやはり1500m以下なので暑い。

汗がしたたってくる。

 

オオモミジだろうか、緑の葉のグラデーションがなかなかいい。

 

標高1700mの標識。

350m以上登ってきた。

風が涼しくなってきたが、やはり暑いので休み休み登っていく。

アヤメ平は1900mなのでもう少しだ。

 

モミジ平経由の道との合流点。

地図を見るとここは1680m付近だ。

さっきの1700mの標識はいんちきだな。

 

1850mあたりから平らな地形になっていよいよアヤメ平の入り口に到着。

みはらし平から1時間50分だった。

暑くてペースが上がらないと思っていたが、まずまずのタイムだった。

 

6月の時とは違って花がたくさん咲いている。

これは何? 調べてみたら白花のアキノタムラソウらしい。
 

 

 

センジュガンピ。

 

アヤメ平。

 

一角に建つ休憩小屋。

 

テンナンショウの仲間。

 

色が淡いけどクガイソウだろう。

 

グンナイフウロはたくさん咲いていた。

 

今回は、アヤメ平の花の確認と裸山から北岳、櫛形山から富士山をみたいと思っている。

まずは裸山へと移動。

 

途中に小さなイチヤクソウがたくさん咲いていた。

 

バイケイソウは緑なのでとても地味。

コバイケイソウなら大人気になるのに。

 

裸山の保護地にはまだアヤメが咲いていた。

6月の時とあまり変わらない感じだが、枯れかけた花もあちこちにある。

 

テガタチドリらしい花があった。

 

さて6月の時には姿を見せなかった北岳。

雲が流れて時々隠れてしまうけどなんとかお目にかかれてよかった。

 

これはコオニユリのつぼみだろうか。

 

そうそう、黄色いヤマオダマキもたくさん見られた。

 

次に櫛形山へと移動。

 

途中で山道をサルが横切っていった。

林の奥を望遠で撮ってみたら、ピンボケだけどサルの姿が写っていた。

 

最高地点の奥仙重まではいかずに、その手前の櫛形山山頂にむかう。

 

ちょうど山頂には7人ほどのグループがいて、直前まで富士山が見えていたと教えてくれた。

でも、私が付いたときには、ちょうど雲が流れていて姿が見えない。

 

しばらく待ってみたが、次の雲が流れてくるのであきらめて

12時少し前に下山開始。

 

バラボタン平から伊奈ヶ湖への道標に従って下っていく。

 

ナナカマドの葉が一部だけ色づいていた。

これから本格的夏にはいるというのにね。

 

30分ほどでほこら小屋という避難小屋に到着。

ここで道が2つにわかれる。

 

小屋の中はとてもきれいにしてあった。

小屋の前を通る道を下ると6月の時つかった池の茶屋林道の方に出る。

私は反対側の道を北へとむかう。

 

 

13時18分、林道に到着。

登った尾根の南隣の尾根をくだったので、普通なら車の所まで1時間くらい歩かなくてはならない。

そこで、事前にここに自転車をデポしておいた。

ここから見晴らし平までは下りなのでほどんど漕がずにブレーキをかけながら走って15分だった。

 

見晴台についてみると朝とは違ってかすかにだが富士山が見えていた。

 

水蒸気をたっぷりと含んでいそうな空気感、この分では下界は相当暑くなっていそうだね。

実際、途中でコンビニに入るとき熱波の洗礼を受けた。

 

たっぷり汗をかいたが、今日は一人だし、温泉もやめにして早く帰ることにしよう。

風呂とビールは帰ってのお楽しみ。