昨年行った月居山山頂の紅葉がすばらしかったので、

同じ時期を選んで娘とHさんを誘って今年も出かけてみた。

 

昨年のレポートはこちら⇒袋田の滝と紅葉の月居山へ(2024年12月2日)

 

前回、外環が渋滞したので、今回は東北道を使って矢板から大子へとむかった。

茨城の晩秋の紅葉をとねらったのに、太平洋側を南岸低気圧が通ったためにどんよりとした曇り。

 

 

 

無料駐車場に車をとめて、まずは袋田の滝へ。

駐車場の近くの橋の上から月居山を写す。

 

娘は来たことがないというので滝まで行ってみた。

去年は300円だった料金が今年は500円になっていた。

書物価高騰に便乗しているのか?

 

今回はエレベーターで観瀑台の上まであがってみた。

去年より水量がかなり少ない。

去年は岩肌をすだれのように落ちていたのに、今年は細い滝が4本落ちているだけ。

 

月居山へ向かう吊り橋の横からももう一度パチリ。

 

今回は地獄の階段上りは避けて、普通の登山道で峠をめざす。

滝の下流を飾るモミジ。

 

川沿いから登り始めるところはやはり石の階段だったが、

やがて普通の山道になったので紅葉を見上げながらのんびり歩く。

 

ところどころ石段があらわれるが、滝の横のように連続するわけではない。

それに、足元の道はずっと舗装されていた。

 

滝からの道と峠道との合流点。

月居山の鞍部をこえる昔からの道だ。

色づいたカエデが多くなったので周りが一気に明るくなった。

もう峠はすぐそこだ。

 

 

峠にある鐘楼。

一突きさせてもらった。

 

まずは峠から官能道を経て北峰へむかった。

観音堂をのぞいてみたが、カギがかかっていて、中は見えなかった。

 

山頂近くから見下ろす。

 

北峰の山頂。

木立の間から、滝の反対側にある生瀬富士や南に男体山も見ながら一服。

 

引き返して今度は月居山の山頂へむかう。

 

峠のところの紅葉がきれいだったのでそこでも一枚。

 

いよいよ月居山山頂へ向かうが、昨年のように覆いかぶさるようなモミジではなく、

もはや散残りの風情。

今年は、11月に強い風雨があったのでかなり散ってしまったようだ。

 

山頂直下の木の根の急坂。

 

去年とは比べようがないが、南の端にはまだ赤い葉を残した気があった。

そこで記念撮影。

 

 

これが去年の12月2日の写真。

去年と今年で1日の差なんだけど、紅葉のピークを当てるのは難しい。

 

それでも、きれいな部分だけを選んで写せば、それなりに見栄えがする。

 

 

山頂で休んでいたら、西の方が白く霞んできた。

やがてぽつぽつと雨が落ちだした。

 

それほどの降りではなかったけど、峠からは道がいいので傘を出して歩いた。

 

雨に濡れて、モミジの赤が鮮やかさを増した。

 

山頂は、雨風の影響でかなり散ってしまっていたが、

風当たりの少ない中腹にはまだきれいな紅葉がたくさん残っていた。

娘もHさんもたびたび立ち止まって見上げている。

 

 

山頂では少しがっかりさせられたけど、この紅葉が見られてよかったよかった。

 

天気がよければもっと鮮やかだったのだろうけど、まずはめでたしめでたしだ。

 

帰りは那珂インターをめざし、道の駅でりんごを購入し、常磐道を使って戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

●1月

1月 3日 丹沢の袖平山と姫次を歩く(2021年1月3日)

1月 4日 新年に6人で日の出山へ(2023年1月4日)

1月 5日 新春ハイキングは子の権現へ(2024年1月5日)

1月 6日 雪の筑波山(2022年1月6日)

1月12日 冬の陣馬山から景信山へ(2015年1月12日)

1月13日 経ヶ岳から仏果山、高取山(2021年1月13日)

1月14日 唐沢山で軽ハイキング(2022年1月14日)

1月17日 足慣らしに日和田山から物見山へ(2024年1月17日)

1月17日 小川町側から笠山へ(2020年1月17日)

1月18日 名郷から大持山へ(2025年1月18日)

1月24日 横瀬二子山へ(2025年1月24日)

1月28日 笹尾根(笛吹峠~浅間峠)2022年1月28日

●2月

2月 1日 関八州見晴らし台へ黒山三滝から(2023年2月1日)

2月 3日 雪の小仏城山から高尾山(2016年2月3日)

2月 5日 静けさ求めて父不見山へ(2021年2月5日)

2月 7日 馬酔木尾根(仮称)から二子山へ(2025年2月7日)

2月12日 春の気配を探しに五日市金毘羅山へ(2020年2月12日)

2月12日 戸隠高原古池スノーシュー(2014年2月12日)

2月14日 鶏頂山弁天沼スノーシュー(2018年2月14日)

2月15日 越生の大高取山へみんなで(2023年2月15日)

2月15日 裏磐梯五色沼でスノーシュー(2012年2月15日)

2月16日 雪の奥多摩御前山(2022年2月16日)

2月17日 奥武蔵の大霧山へ(2,024年2月17日)

2月20日 たんばら高原スノーシュー(2013年2月20日)

2月22日 足利の裏山天狗山と両崖山(2019年2月22日)

2月25日 赤城山で雪遊び(2022年2月25日)

2月28日 五日市金比羅山ふたたび(2020年2月28日)

2月28日 竹寺から子の権現そして飯能アルプスへ(2024年2月28日)

●3月

3月 1日 4人で五日市金比羅山へ(2025年3月1日)

3月 4日 小川町仙元山から小倉城跡へ(2022年3月4日)

3月 9日 もう雪が無かった八方ヶ原大間々台

3月13日 誕生日に草戸山へ(2024年3月13日)

3月14日 芦ヶ久保の丸山へ(2025年3月14日)

3月16日 雪の赤城山、黒檜山(2016年3月16日)

3月16日 湯の丸高原池の平スノーシュー(2017年3月16日)

3月21日 久しぶりの棒ノ嶺から奥多摩岩茸石山へ(2022年3月21日)

3月21日 奥武蔵(新柵山~ブナ峠~飯盛峠~大築山)周回ハイキング(2021年3月21日)

3月22日 大賑わいの景信山(2025年3月22日)

3月23日 嬬恋野地平スノーシュー(2018年3月23日)

3月24日 静かな小仏城山、景信山を歩く(2021年3月24日)

3月27日 赤城山で雪遊び(2012年3月27日)

3月29日 籠ノ登山と池の平湿原(2014年3月29日)

3月31日 アカヤシオの仙人ヶ岳から赤雪山へ(2021年3月31日)

●4月

4月 4日 鳥沢駅から高畑山、倉岳山をめぐって梁川駅へ春の山旅(2018年4月4日)

4月 8日 スミレたくさんの雨乞山から陣見山へ(2022年4月8日)

4月 9日 小仏城山から高尾山へ、新緑とサクラそしてスミレ(2025年4月9日)

4月10日 花の名山高尾山(2016年4月10日)

4月11日 御岳駅から大塚山・御岳山・日ノ出山をひとまわり(2021年4月11日)

4月14日 中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

4月15日 花盛りの古賀志山(2020年4月15日)

4月16日 残雪の一切経山(2012年4月16日)

4月16日 長瀞アルプスから宝登山へ(2017年4月16日)

4月16日 新緑とヤマザクラの小渕丘陵鷹取山(2022年4月16日)

4月22日 花が咲き乱れる山里ユガテ(2014年4月22日)

4月23日 奥武蔵の展望台、丸山へ(2020年4月23日)

4月28日 小金沢連嶺縦走(2018年4月28日)

4月28日 飯縄山(2022年4月28日)

4月29日 久しぶりの高水三山(2023年4月29日)

4月29日 初夏の陣馬山(2015年4月29日)

4月30日 アカヤシオ満開、前日光薬師岳、夕日岳(2016年4月30日)

4月30日 北奥武蔵の釜伏山(2025年4月30日)

●5月

5月 1日 妹ヶ谷不動から東御荷鉾山(2020年5月1日)

5月 1日 ヤシオツツジ咲く岩峰、西上州三ッ岩岳(2008年5月1日)

5月 2日 新雪の天狗岳から硫黄岳(1980年5月2日)

5月 2日  荒船不動から荒船山へ(2021年5月2日)

5月 4日 三頭山(大茅尾根から・2017年5月4日)

5月 4日 中央線猿橋から権現山へ(2023年5月4日)

5月 4日 愛鷹山最高峰越前岳(2022年5月4日)

5月 4日 残雪の守門岳(2001年5月4日)

5月 7日 ブナの新緑を見に当間山、途中撤退(2025年5月7日)

5月10日 運動不足解消に大高取山へ(2023年5月10日)

5月12日 ひっヒルが出た!飯山白山(2023年5月12日)

5月14日 

5月15日 甲武信岳 (1986年5月15日・16日)

5月17日 植生豊かな初夏の茂来山(2023年5月17日)

5月18日 小海線沿線の御座山へ(2022年5月18日)

5月18日 新緑の鎌北湖から桂木観音まで(2019年5月18日)

5月22日 笹子雁が腹摺山(2015年5月22日)

5月24日 コアジサイを探しに越生へ(2023年5月24日)

5月25日 四尾連湖から蛾ヶ岳(ひるがたけ)へ(2022年5月25日)

5月27日 コアジサイロードには早かった堂平山(2023年5月27日)

5月29日 今は使われていない信仰の道で両神山西岳へ(2020年5月29日)

5月31日 道志の森キャンプ場から畦ヶ丸山へ(2006年5月31日)

●6月

6月 7日 雨上がりの鶴寝山、奈良倉山(2023年6月7日)

6月 7日 新緑の武尊山(2003年6月7日)

6月13日 榛名神社から掃部ヶ岳、杏ヶ岳周回(2019年6月13日)

6月13日 栃木の晃石山(2018年6月13日)

6月21日 大山、日向薬師から蓑毛まで(2023年6月21日)

6月22日 6月の八幡平(2018年6月22日)

6月24日 花盛り、6月の秋田駒ケ岳(2018年6月24日)

6月25日 乳頭山の田代平へ(2018年6月25日)

6月30日 雨上がりの戦場ヶ原(2023年6月30日)

●7月

7月 2日 妻と夏の大菩薩へ(1995年7月2日)

7月 7日 暑さと痛みの川苔山(2023年7月7日)

7月15日 鳳凰三山の前衛、千頭星山(2020年7月15日)

7月19日 白馬岳から八方尾根へ(1975年7月19日~20日)

7月22日 涼しかったけどガス、赤城鍋割山(2023年7月22日)

7月24日 天気を見て変更、水ノ塔山へ(2024年7月24日)

7月25日 鍵掛峠から王岳へ(2022年7月25日)

7月25日 兄と登った奥穂高岳(2010年7月25日~27日)

7月28日 雷雨に遭遇、北八ヶ岳ニュウ(2023年7月28日)

7月28日 花の名山焼石岳 | 毎日が山のこと

7月30日 30年前の北八天狗岳(1993年7月30・31日)

7月31日 野呂川から間ノ岳・北岳へ(2017年7月31日~8月2日)

7時31日 足慣らし第2弾は浅間隠山へ(2024年7月31日)

●8月

8月 2日 暑さを避けて赤城山地蔵岳でリハビリ登山(2023年8月2日)

8月 3日 もう一度行きたい火打山、2回目のときの記録(2011年8月3日~4日)

8月 4日 北八ヶ岳のにゅうへ(2006年8月4日)

8月 4日 妻と歩いた夏の八方尾根(2010年8月4日)

8月 6日 赤城山地蔵岳(2022年8月6日)

8月 7日 またも常念に嫌われ北八ヶ岳天狗岳へ(2024年8月7日)1日目

8月 8日 天狗岳2日目(2024年8月8日)

8月 8日 荒川三山赤石岳①(2016年8月8日)

8月 8日 木曽の御嶽山へ中の湯から1日目(2025年8月8日~9日) | 毎日が山のこと

8月 9日 荒川三山赤石岳②(2016年8月9日・10日)

8月 9日 木曽の御嶽山、2日目(2025年8月9日) | 毎日が山のこと

8月10日 大失敗で目標変更、美ケ原近くの三峰山へ(2022年8月10日)

8月11日 暑かった山の日の谷川岳(2023年8月11日)

8月11日 コロナ禍の白馬岳、第1日白馬大池まで(2020年8月11日)

8月12日 コロナ禍の白馬岳、雨になってしまった第2日(2020年8月12日)

8月12日 富士山、吉田口を六合目から山下り(2011年8月12日)

8月12日 鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)前半

8月13日 鳥海山と月山(2019年8月11日~13日)後半

8月13日 夏の苗場山(2014年8月13日~14日)

8月13日 立山と奥大日岳(2018年8月13・14日)

8月13日 鳳凰三山・夜叉神峠から広河原へ 1日目(2015年8月13日)

8月14日 鳳凰三山縦走2日目(2015年8月14日)

8月14日 若い人と甲斐駒ヶ岳へ(2016年8月14日・15日)

8月19日 戦場ヶ原散策のち雷雨(2023年8月19日)

8月19日 快晴の浅間山(前掛山)2022年8月19日

8月    表銀座から槍ヶ岳へ(1978年8月)

8月    43年前の蝶ヶ岳と穂高岳の写真発見(1979年8月)

8月24日 父母と子ども2人を連れて木曽駒ケ岳(1981年8月24日)

8月25日 絶好天の男体山(2023年8月25日)

8月27日 ダケブキ大群落、28年前の日光白根山(1995年8月27日)

8月27日 夏場の大蔵高丸(2025年8月27日)

8月28日 宝永山(2021年8月28日)

8月29日 八ヶ岳(赤岳・横岳)縦走(2006年8月29日・30日)

●9月

9月 6日 前武尊山(2024年9月6日)

9月12日 磐梯山(2018年9月12日)

9月13日 石丸峠から旧大菩薩峠へ(2024年9月13日)

9月17日 中禅寺湖の南岸、半月山へ(2025年9月17日)

9月21日 新潟の大源太山(2015年9月21日)

9月24日 北八ヶ岳の縞枯山と雨池(2025年9月24日)

9月27日 下吉田駅から杓子山(2019年9月27日)

9月28日 ガスと強風の蔵王熊野岳(2020年9月28日)

9月29日 朝日岳と三本槍岳(2017年9月29日)

9月30日 いにしえの信仰登山の道から三ッ峠山(2016年9月30日)

9月30日 妻姉妹3人を連れて秋の大菩薩へ(1995年9月30日)

●10月

10月 1日 秋の日光白根山(2014年10月1日)

10月 2日 緊急事態解除後の那須茶臼岳(2021年10月2日)

10月 2日 会津駒ヶ岳登山(2018年10月2日・3日)

10月 8日 多彩な落葉樹の森をぬけ黒川鶏冠山へ(2021年10月8日)

10月 9日 大震災の年,紅葉の秋田駒ケ岳(2011年10月9日)

10月10日 榛名山の溶岩ドーム、水沢山(2025年10月10日

10月13日 花見ヶ原森林公園から黒檜岳(2020年10月13日)

10月13日 沼原から南月山(那須)(2013年10月13日)

10月14日 霧久保沢コースで茂来山へ(2022年10月14日)

10月17日 沼ッ原湿原と那須の森を歩く(2025年10月17日)

10月18日 2か月ぶりの山歩きで本社ヶ丸へ(2023年10月18日)

10月19日 三つ峠でリハビリ(2022年10月19日)

10月19日 紅葉と岩の前武尊山(2006年10月19日)

10月19日 秋の尾瀬笠ヶ岳へ(2015年10月19日)

10月24日 新潟の名山守門岳へ(2025年10月24日)その1

10月24日 新潟の名山守門岳へ(2025年10月24日)その2

10月25日 紅葉真っ盛りの尼ヶ禿山とブナ平(2020年10月25日)

10月26日 紅葉すすむ前袈裟丸山(2022年10月26日)

10月27日 秋深し南牧村星尾から荒船山(1996年10月27日)

10月30日 榛名神社から榛名湖へ紅葉の森を歩く(2020年10月30日)

●11月

11月 1日 日留賀岳(2019年11月1日)

11月 7日 ハイキングの会で陣馬山へ(2025年11月7日)

11月 8日 東尾根から伊豆ヶ岳へ(11月8日)

11月 9日 白砂ビーチの日向山へ(2022年11月9日)

11月12日 思ったよりきつい九鬼山(2021年11月12日)

11月12日 中央線梁川から矢平山へ(2025年11月12日)

11月13日 和紙の里から官ノ倉山(11月13日)

11月16日 奥武蔵の笠山と堂平山(2022年11月16日)

11月16日 奥武蔵、大霧山(2024年11月16日)

11月18日 瑞牆山(2020年11月18日)

11月22日 妻を誘って多峯主山へ(2023年11月22日)

11月22日 妻と最後に歩いた多峯主山(2024年11月22日)

11月22日 今年も多主峰山へ(2025年11月22日)

11月24日 額縁の富士山倉見山(2021年11月24日)

11月25日 寂尚尾根から登る滝子山(1992年11月25日)

11月25日 サルギ尾根から大岳山(2017年11月25日)

11月26日 晩秋の奥武蔵登谷山と皇鈴山(2025年11月26日)

11月27日 旧正丸峠からツツジ山(2022年11月27日)

11月29日 晩秋の城峰山、男衾登山口から南尾根へ(2023年11月29日)

11月29日 旧秩父往還と四寸道(高山街道)を歩く(2020年11月29日)

11月29日 鉄五郎道で大塚山へ(2024年11月29日)

●12月

12月 2日 袋田の滝と紅葉の月居山へ(2024年12月2日)

12月 3日 天気がいまいち、袋田の滝月居山の紅葉(2025年12月3日)

12月 4日 西上州の岩山毛無岩(2003年12月4日)

12月 4日 武川岳(2021年12月4日)

12月 6日 奥武蔵の展望台、弓立山(2023年12月6日)

12月 6日 大蔵高丸とハマイバ丸(2004年12月6日)

12月 6日 桐生の街の裏山、吾妻山(2024年12月6日)

12月 7日 上野原の不老山(2022年12月7日)

12月11日 風布のみかん山周辺(2020年12月11日)

12月13日 初冬の生藤山、上岩から和田へ(2023年12月13日)

12月14日 上天気の北奥武蔵、官ノ倉山(2024年12月14日)

12月16日 寒かった山梨の小楢山―琴川ダムから(2020年12月16日)

12月18日 新緑の鎌北湖から桂木観音まで(2019年5月18日)

12月23日 富士山展望の一等地、百蔵山へ(1995年12月23日)

12月24日 秩父の名峰武甲山から大持山へ(2016年12月24日)

12月25日 飛龍山(2005年12月25日)

12月27日 高取山と仏果山(2020年12月27日)

12月27日 西御荷鉾山(2019年12月27日)

12月27日 腰越城跡から官ノ倉山へ(2024年12月27日)

12月28日 石灰岩の岩山小鹿野の二子山(1997年12月28日)

12月28日 便の良いところで年末山行?吾野の天覚山へ(2023年12月28日)

12月29日 途中までの明神ヶ岳年末山行(2021年12月29日)

12月29日 妻をつれて足利の両崖山へ(2022年12月29日)

12月29日 鼻曲山(2017年12月29日)

12月30日 赤鞍ヶ岳から菜畑山(2014年12月30日)

12月30日 納めの山行は箱根の明神ヶ岳へ(2024年12月30日)

 

 

 

 

 

御岳山のおとなりの大塚山に鉄五郎道というルートがあることをだいぶ前に知った。

一度歩いてみたいと思っていたので2024年11月末に出かけてみた。

 

大塚山への入り口古里駅で降りると駅前の道を少し奥多摩方向に歩く。

道が大きくカーブした先で旧道にはいった。

 

旧道を500mほど歩くと分岐があり、鉄五郎道へはここを下って多摩川を渡る。

 

日陰の水面に青空がきれいに映し出されていた。

 

橋を渡って登り始めると車道からわかれてショートカットの道があった。

そこをあがっていった。

 

住宅と畑が点在する河岸段丘上の道をしばらくあるくと分岐点にわかりやすい道標があった。

 

道標に導かれてこの道を進む。

 

道に車止めの鎖があるところの手前から右下におりていく。

 

ここが鉄五郎道への入り口だ。古里駅から30分だ。

 

その先にもしっかりした道標がある。

とても行き届いているので間違える心配がない。

 

しばらく右下がりの斜面をトラバースしていく。

ところどころ崩れかけているところもあるが、全体的にはしっかりした道だ。

 

全体は杉林だが、トラバースが終わって尾根にとりつくと右の斜面が落葉樹林になってところどころ紅葉がみられた。

カエデの赤がみられたのはうれしかった。

 

取りついた尾根の右下は越沢(こいざわ)という多摩川の支流で、そこに越沢バットレスというクライミングのゲレンデがある。

私はやらないので行ったことはないが、この道はそのバットレスの上を通る。

どこかでそんな雰囲気が味わえるかと期待していたが、気が付かないうちに通り過ぎていた。

 

途中の手作りの標識に「鉄五郎街道」の文字があった。

鉄五郎の名をここではじめて目にした。

 

谷に突き出すような形の尾根に鳥居があった。

 

そこの石碑にも「西村鉄五郎氏」という名がきざんであった。

この尾根の先端に金比羅神社があるが、それを鉄五郎氏が建立したようだ。

 

石仏がある。不動明王らしい。

 

こちらは地蔵菩薩だろうか。

大きな南無阿弥陀仏の石塔もたっている。

 

尾根の先端の岩の上に金比羅神社の建物が保護の建物におおわれてたっていた。

途中に瀧見台という看板があったので滝がみえるだろうと期待したのだが、

残念ながら谷を見下ろしても確認できなかった。

 

木漏れ日にカエデの赤い黄葉が輝いている。

 

ようやく周囲の展望が得られた。でも少しだけだ。

 

この紅葉は色合いもよくてなかなか素敵だ。

北西の尾根なので日陰のところが多い。

 

途中にある広沢山にかかると道がけわしくなって手で木の根をつかんだり岩角をつかんだりしながら登る。

ここが一番きつかった。

 

 

11時37分、広沢山848mに到着。

 

ここからは傾斜のない尾根道になったのでぐっと歩きやすくなった。

 

20分ほど歩くと白い建物があらわれた。

大塚山の山頂近くにある建物だ。

 

その建物の脇をぬけて急登を登りきるとそこが大塚山920mの山頂だった。

ちょうどお昼の12時だ。

駅から3時間弱だ。

普通のルートなら2時間半なので登山口までの30分が余計にかかっただけでそれほどけわしいルートでもないと思う。

それに途中の立ち木に多すぎるほど目印の白テープがまかれている。

 

 

でもその30分の差で山頂にはもうだれもいない。

一人でのんびり休憩できた。

 

御岳山への道はこれまでとは違ってゆったりしたいい道だ。

ここからは何度も歩いたことのあるルートだ。

 

 

やはり御岳山周辺はもみじが多い。

 

寄らずに下ろうかとも思ったがせっかくなので御岳神社にのぼった。

 

 

奥の院を遥拝所から。奥の院にはまだいったことがない。

そのうちに奥の院から鍋割山に登り、そこから北に伸びる尾根を鳩ノ巣駅まで歩いてみたい。

 

咲き残りのあじさい。この色合いが味わい深い。

 

帰りはケーブルを使わずに杉並木の道をくだった。