青道楽~濃夜~ | おらかぶろぐ

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青道楽もののひとりごとでござるよ



きのうは
お勤めを終えたら
ライヴへ参るつもりで

ゆるゆる一枚着で
出勤す


祭日の青い電車は
空いておったゆえ
ひと駅でも座る


暑い時季は
一枚着が楽ちんだの
持ちものも
履きものも
マスクも
いつもの通勤用だけれど

心もち遊び感あり


放課後のライヴを楽しんで
お開きのち

二件めへ流れる途
寄った駅の御不浄で
異国の女人がなにやら困っており
声をかけたら
厄介な男から隠れておるという

とりあえず
用を足したら居らなかったゆえ
なんとか逃げのびたのだろ


ひと安心し
駅のコンビニで買いものし
家路へ向かうておると
道端におる若者♂から
すいませんと声をかけられる

見れば
頭から大量の流血

彼曰く
チャリで転けたのだけれど
己れの状態がわからぬゆえ
どうしたらいいのか教えて欲しいと

すぐに
救急車を呼ぶよう促す

本人は
酒も呑んでおらず
新宿まで帰る途とな

チャリの心配をしておるゆえ
近くのファミマで預かってくれるよう
頼みにいき
快く引受けて貰う

ファミマの店員と共に
救急車が着くまで見守り

無事
乗り込んだのを見届け帰る


彼は
世話をかけたゆえ
お礼をしたいと云うておったけれど

酔っぱらいの吾は
何もしておらぬし
ひとまず
大事ないことを祈るのみ


何処かで逢えたら
笑い話になるだろよ



まるで
ドキュメンタリーのよな一夜であった
(  ̄ー ̄)