今日はある方にある事をお願いするために、アポ無しで突然会社にお邪魔しました。
まず、そのある方・・・というのは、ヨネキドラッグ社長で元大崎タイムス社社長の米城清二さん。
米城さんは姉妹都市交流協会の会長も務めていらっしゃり、さいかちはその協会で大変お世話になったという過去がございます。
そして、ある事・・・というのは、看板の文字を書いてもらいたい!という事でした。
先日久々にお会いしたばかりとはいえ、アポ無しでお伺いした身です。
非常に恐縮しまくりのさいかちでしたが、今回の新・日曜塾おらほの寺子屋の概要をご説明させていただいたところ、快く引き受けて貰ったのでした!
感激です!
そして、興味深いお話もしていただきました。
まずその前に、なぜ私は『さいかち』という名を名乗っているかという話をしなくてはなりません。
実はこの塾を開く前に、大変感銘を受けた先生がおりまして、その先生がさいかち教室というものを開いていらっしゃったんですね。
それで、いい名前だなと思ってサイカチの木を調べたら、あらゆる用途に活用できる木ということが分かり一気に好きになったからだったんです。
そして、そんな話を代表にしていた頃、看板の話が出て、代表の実家が大工でしたので看板に使える木はないかと探してもらったら、一つだけそれらしいのが見つかって、なんと、それがサイカチだった・・・。
しかも大崎市内で採ったものだそう。
あの時は本当に驚きました。
そして今回。
米城さんはなんの木なんだと私に聞いてきたので、サイカチです、と答えましたらこれまたなんと、
『サイカチは確か大崎の木じゃないかな』
とおっしゃるではないですか!
どういうことかお尋ねしましたら、その昔、この辺り一帯を治めていた大崎氏が敗れてしまって時、その家臣たちが農民になってしまったというのです。
しかし、家臣たちは自分たちが大崎氏の忠臣だったことの証としてサイカチの木をそれぞれの家に植えた、もしくは種を蒔いたそうなのでした。
ですので、米城さんからは、
『もしかしたらそのさいかちの看板には何かあるかもしれないよ』
と脅かされてしまいました(汗)
まさか、サイカチの木の話がこんな展開になっていこうとは夢にも思っていなかったので、本当に不思議でなりません。
けど、この木の名前を名乗らせていただいていることに、そして看板に使わせていただくことになんとなく誇りを感じたのでした。
大崎の志士たちの想いを繋ぐというのは、どこか私たちが始めようとしていることと重なるような気がしたからです。
どんな看板になるか是非楽しみにしていてください!