大学生のとき、超貧乳な女の子の胸を触っちゃって(もちろんアクシデント)、
その日はすんごく楽しい飲み会で、僕はその子のことがちょっとだけ好きだった。

その子は優しくておもしろくて、でも家では泣いてるタイプの人間で、
僕はそのあとその子が「絶対貧乳って思われた・・・」って凹んでたっていう話を聞いて、
「ちゃんと感触あったよ」って電話で言っちゃうぐらいのバカ野郎で、

その子がいっつも言ってた「今日のあたし、全然優しくない。」って言葉が理解できなくて、

最近フラレて、でも皆に合わなくちゃダメで、話なんか頭に入ってこなくて、
適当に思ったこと言っちゃって、それはほんとにひどくて冷たくていやな言葉で、
でもほんとはそう思ってるから、つらくて歯止めが聞かないときに出ちゃった言葉なんだって思って、
自分の汚さに凹んで、ほんとに優しくないなって思って、あの子のことを思い出した。

3年かかってあの子の言ってた意味が分かって、あの子にやっと追い付けて、
でもそれがなんなのかよくわかんなくて、いまここにいる。

地球爆発しろ。でも皆死んでほしくないからどうしよう。

今日の僕はほんとに優しくないんだ。明日も、か。
電車で、超イカツい外人さんが向かいに座ってきた。

黒のスーツにストライプのシャツ。首元はラフにノーネクタイ。服の上からわかるほどの筋肉質。
英字本のページを太い指で捲りつつ、たまに内ポケットのブラックベリーで時間を確認する。

伏し目がちに、チラチラ様子を伺っていると、ヤバい!目が合ってしまった。
ラテン系の涼しい眼差しが、一瞬で鋭くなる。

僕はゆっくりうつ向いて、彼の足元に目をやった。
彼が履いていたのはエアズームフライトの黒×黒。スーツの色にぴったりだ。


黒のスーツにスニーカー。つくづくCOOLだよな。


と思ったけど、靴下が完全に間違ってた。
色違いどころか、ナイロン紳士ソックスとくるぶしスニーカーソックスのコンビだった。

一瞬で僕はニヤニヤしはじめ、今このブログを打っている。

いわゆる「クソな人間」ってのは、僕のような奴の事を言うんだろうな!

発狂する頭。死への間。



さー白木屋行こ!
大阪の標語って、中心部から離れると、一気にどぎつくなる。

「やめなはれ!絶対誰かが みてまっせ」
「あきまへん!火の不始末は 事故の元」
「きいつけや 皆で守る 地域の安全」

キツい大阪弁ってなんか下品に感じる。特に「~やさかい」って言い回しはなんか腹立つ。

でも下の格言はグッド大阪弁チョイスだと思う。


「雨が降ったら 傘をさせ 転んだなら 立ちなはれ」

いいよね!