サクラマス自然産卵10年目(旭川) | おらが街のブログ*高橋新聞店(北海道 旭川市)

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日本釣振興会 北海道地区支部の山田さんより、
旭川市内でのサクラマスの遡上・産卵についての情報が届いたので、ご紹介します。



旭川のサクラマス・シロザケ復元を見守ってくださる皆さまへ
日釣振北海道地区支部の山田です、お世話になっています。

今年も旭川市内でサクラマスの遡上・産卵を確認しました。
旭川はサクラマスが一度絶滅した地域であり、下流深川市の旧花園頭首工に一度目の魚道が出来た2000年から「道総研さけます・内水面水産試験場(旧・道立水産孵化場)」の協力を得て毎年10万~20万粒規模で発眼卵埋設放流してきたことによりサクラマス=ヤマメが蘇りつつあります。

この復元目的で放流してきた川では、2006年秋に始めてサクラマスの遡上・産卵が確認できたことにより放流を中止しており、自然産卵による繁殖で繋がっている川です。
 2005年秋の卵放流が最後なので、自然産卵10年目となりました。

今後も場所を公にせず見守っていきたいと思っています。
 
この川のほか、2006年から2008年までは石狩川本流で、2009年から石狩川支流忠別川で卵放流を続けてきていましたが、年々サクラマスの産卵床数も増えており、放流は2013年秋の忠別川を最後に止めました。

 
9月下旬になりましたので、忠別川でシロザケの産卵行動も、そろそろ始まるのではと楽しみにしています。
シロザケの遡上が確認できましたら、改めて連絡させて頂きます。


 忠別川の産卵状況について、旭川市博物科学館の研究報告を見て頂けると詳しく書いています。
【全ページ 16.6MB】で見れました。
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/museum/tyosa/kenkyu/hak21/hak21.html
興味ある方は連絡下さい、折り返し連絡します。
よろしくお願いいたします。