たまたまアパートへの道を、少しだけ遠回りしていたら近くに新しい食堂ができていたのをみつけた。
これから雨期になる。食事どきに土砂降りのときには近場に食堂が欲しいなと思っていた矢先だった。小躍りして喜んだ。
今日はちょっと疲れていたので朝の買い出しをサボって(=朝の散歩もサボる)、階下にあるセブンの自販機でサンドイッチを買った。
それで朝練の後にそのみつけた食堂に行ってみることにした。プールでひと泳ぎして11時ごろだった。
ここの食堂を使うのは今回が初めてなので試しにポークを使ったタイ風チャーハン(カオパ)を作ってもらった。これでだいたいどんな店かわかる。壁のメニューにはS45バーツ/L50バーツとある。スモールとラージという意味だろう。
特に大きさは指定しなかった。黙っていれば普通、他の店ならS45の方を出してくる。S45というのは普通盛りのはずだから。
カオパは基本チャーハンなので調理が簡単ですぐに出てきた。
なんと皿に盛られたご飯の量が少なくて物足りない。普通盛りだってこんなに少なくないはずだ。これてスモール(普通盛り)なんだろう。ラージと指定して頼むんだったと後悔した。
ぼくは忘れっぽいので、無銭飲食しないように給仕される時に前払いで100バーツ札を出しておいた。
しばらくしたらお釣りを渡された。レシート付きだ。そこには50バーツと書かれていた。つまり給仕されたのはラージサイズのカオパである。
ラージなのに他の店の普通盛り(スモール)より少ない量だとは。がっくし。
これで、もしスモールサイズを頼んでしまっていたら、かなり悲惨なことになっていただろう。
ここの食堂は量が貧相すぎて、よっぽどのことがなければ利用したくないお店だった。あいや〜。
せっかく近場に食堂ができたと思って喜んだのも束の間だった。
昼前なのに量の少ないカオパを食べて実はもっとお腹が減ってしまった。とほほ。
仕方ないのでアパートに帰って買い置きしておいたクッキー一箱と小さめのバナナを2本食べて空腹を凌いだ。
補足すると、もう1年ぐらい前に、そこより少し遠いところにあった食堂はお客さんが少なくて閉店した。アパート周辺では唯一メニューの充実したお店だったので残念だ。
また、もう一軒あった露天のタイ飯屋も数ヶ月営業したが儲からないと分かってすぐに店を閉じた。
ホアヒンのはずれで隣町との間に位置するこのあたりはお客さんが少なすぎて次々に店が潰れていくいわくつきの地域なのであった。
ちゃんちゃん 🙇