日本から帰ってきて二週間ほどしていきなりプールで足をつった。

 

驚いたのなんのって。泳ぎはじめて半年以上がたつが、今までウォームアップのストレッチなどしたことがない。体をシャワーで洗っていきなり泳ぎはじめていた。それでも足などつったことなど一度もなかった。それがいきなり。

 

日本にいた一ヶ月余り泳げなかった。

 

帰ってきて数日して泳ぎはじめたが、水が冷たくて毎回、はじめは上半身は水から出してウオーキングをしていた。両手は水を後ろにかきながら。

 

この一週間ほどはだんだん日差しが強くなり、水が温かさを増してきた。タイの3月4月は一年のうちでも極暑に当たる。

 

はじめは水をかく腕は重たく感じるが、体が温まるにつれだんだん軽くなってくるのがわかる。15分から20分ぐらいだろうか、日本から帰ってきて、この変則的ウォームアップをして泳ぐことにしていた。

 

と言っても距離は規定の1000mには遠く及ばず。

 

しかし二週間ほど泳いでいるうちにふくらはぎやくるぶしや足先に痛みを感じ、足をつった。数日してもう一回。そのときは筋繊維を断裂したように感じた。

 

理由はいくつか考えられる。

・日本に行って靴下を履くようになった

・日本に行って防寒用に綿のタイツを履くようになった(夜寝る時も)

・日本で買ったデサントの(水着がわりの)ハーフタイツには厚い幅広のゴムが入っていて腰回りを締め付ける

・柑橘類系のものを余りとっていない

・朝寝起きが以前のようにすっきりしない

・夜の眠りが浅くトイレが近い

・夜に日本から買ってきた緑茶を飲むようになった

 

別の言い方をすれば、

・しばらく泳がないうちに呼吸器、特に肺の機能が縮小

・着衣の変化で血流が日本に行く前より滞流

・乳酸が溜まりやすくなった

のではないかと踏んだ。

 

それで対策として、

・タイツの利用はやめ、寝るときには靴下を脱いでタイパンツをゴム紐じゃない5cm幅の帯を巻いて寝る

・酢をとる

・夜の緑茶をやめる

・プールで泳ぐときは足の蹴りをゆっくりとしてふくらはぎに負担をかけない

・プールで距離を泳ぐ(1000m強)のはしばらくやめる

・プールではウォーキングをメインにする

 

まあこれらの対策がどう効いているかは定かではないが、この3日間はプールで足をつることはなくなった。

 

逆に距離を考えず、力を入れない泳ぎをするようになって、泳ぎが楽になった。これは発見である。

 

以上の対策を堅持しつつ、あと一週間ほど様子をみたいと思っている。