今日は6時に起きて6時半に魔のお宿をたった。さらなる災厄がふりかからないように出立は早い方が良いw

 

それで地下鉄で7時半ごろ、つぎの、そして今回の帰国につかう最後のお宿に着いた。ここは「門前町」でマイブームな場所でもある。なんせお寺の所有地と言われるそのあたりには「結界」があって内と外とじゃバイブが大違いだ。ありきたりだが、心が安らぐ暖かい気に包まれている。以前、建設工事で日本中あちこち行く友人をここに呼んだら、この町の人たちはすごく感じがいいと感心していた。

 

今日はオフなので、最後の買い物に行って、その後、やはりジジババの聖地と言われるお寺まで歩いて行った。デイパックは後から測ったら6キロもあった。流石に最後は右肩が疲れて辿り着いた駅前で何気なくヨーガをやって体を整えたらかなり疲れも取れた。

 

実はタイへのお土産として、数年前に買った根付けの紐がめずらしいものなので欲しかったのだが、残念ながら商店街を歩き回っても見つけられなかった。

 

 (写真は借り物です。)

 

今日は薄曇りだった。風邪引かないようにほとんど○極越冬隊バリの防寒服で過ごしてきたが、今日はフリースだけで歩けるほど暖かかった。春近し。

 

流石にダイソーからは結構歩いただろうと思った。後でお宿に帰ってGoogleマップで計算したらダイソーまで3.2キロ、ダイソーから5.8キロを歩いていた。合計9キロ。まあまあの距離だ。むかし(戦前)はみんなこれぐらいは毎日歩いていたらしい。

 

その町からお宿のある門前町までバスが出ていると言うのを知っていたので、乗ったら、バスは荒川界隈をあっちゃこっちゃ1時間ほど走りまわってくれていい下町見物になった。下町に住むジジババばかりがかわるがわるたくさん乗ってきた。社会の老齢化はもう待ったなしの現象だと思った。

 

お宿のある門前町に着くとたくさんの人がバスを降りた。午後1時ごろ。

 

思い出していつもの町中華にお昼を食べに行ったら、顔見知りのおじさんが陽気な大声でお客さんの接待をしていた。2年ぶりだ。あそこに行くとほんと声だけで元気をもらえる。元気そうでホッとした。

 

朝7時半にお宿にキャリーバッグを預け外出。用事を終えて1時半にやっとお宿に戻ってきたら歩き疲れてもうヘロヘロだった。

 

というかデイパックのつくりが雑で、肩甲骨まわりに疲労が溜まるようだった。

 

だが、そうも言ってられない。

 

タイに帰って消費する食品などの荷物もアマゾンからお宿に届いていて、まだ帰タイまで5日あるのだが、とにかく各バッグに目一杯パッキングをしてみておおよその荷物の重さを測ってみることにした。

 

気になったらその場でやり終えないと気が済まんせっかちな性格だ。ちょっと神経症っぽいとも思うw

 

・キャリーバッグ 16.5キロ

・サイドバッグ 4キロ

・バックパック 6キロ

 

だった。

 

キャリーバッグは中に入れる荷物が軽ければ通常は機内に持ち込める周辺合計115cmの小型のものだ。このキャリーバッグも30年ほど前にカリフォルニアに出張した際に向こうの同僚が同伴してくれて彼女のご指名で買った懐かしい品だ。あの頃は日本でもまだキャリーバッグを持っている人は少なかった。

 

それはその当時、アメリカン航空のクルーが使っていたものだと聞いた。特徴はスーツを入れるコンパートメントがあって、それがビジネス旅行にはとても便利だった。

 

話をパッキングに戻そう。すでに各バックに目一杯押し込んでこの重さなので、明日からの、最後の週はこれ以上の買い物は御法度だと分かった。

 

ここまで作業を終えて、コーヒーを淹れて、お風呂に浸かり、買ってきた塩大福と巻き寿司を食べてちょっとくつろいだ。

 

今日は良く歩き、買い物の予定も済まし、予想外のバス下町観光もして、ランチには町中華のおじさんにも会い、午後いっぱいかけてパッキングも終え、ホッとしている。

 

このお宿は、Wi-Fiもスムーズに繋がるし、みんな親切丁寧だし、町も雰囲気いいし、もう無理しないで最後の週はのんびりしようと決めた。この旅日記を書きながら。