spiritual-light returnsさんより転載

 

 

 盟友マクスウェル女史と組んで、多くの少女にいかがわしい行為をさせた疑いで逮捕され、拘置所で謎の死を遂げた大富豪エプスタイン氏の上顧客として名前が上がっている英王室エリザベス女王の次男アンドリュー王子が米国の法廷において証言台に立つことを余儀なくされています。

 

 当時は未成年でありながらアンドリュー王子といかがわしい行為をさせられたとして、ヴァージニア・ギュフレさんがアンドリュー王子を相手取って民事訴訟を起こしました。

 ギュフレさんはアメリカ人でニューヨーク州で訴訟を起こしたのですが、アンドリュー王子は英国人で英国在住です。

 このように、被告が外国人で外国在住の場合、訴状はハーグ送達条約に基づいて相手国の被告に送達されることになります。

 米国も英国も共にハーグ送達条約を批准していますが、英国の裁判所はこの訴状の送達を拒否する権限もあります。

 しかしながら、英国高等裁判所はギュフレさんの訴状を受理してアンドリュー王子の元へ送達することを認めました。

 すなわち、英国の裁判官は、訴状の内容を見て、ギュフレさんの主張に一定の信憑性を認めたということです。

 

 こうなると、アンドリュー王子は今回の民事訴訟において、米国においても英国においても、正式に被告人として認知されたということです。

 彼が米国に入国すると、少女売春の容疑で逮捕される可能性があるので、彼が米国に行くことはないでしょうが、英国高等裁判所が民事訴訟の訴状の送達を認めた以上、米国ではアンドリュー王子を被告とする民事裁判は淡々と進行することになります。

 もし、この訴訟でアンドリュー王子のギュフレさんへのいかがわしい行為が真実だったと認定された場合、英国王室に前代未聞の汚点を残すこととなるでしょう。

 エリザベス女王の顔に泥を塗ることになります。