「第5期『日本の神様カード』“和の叡智”実践伝達者育成講座」が無事に終了しました！

　去る2月2日（金）～4日（日）及び3月10日（土）～11日（日）の計5日間で開催されました「第5期『日本の神様カード』“和の叡智”実践伝達者育成講座」。おかげさまで盛況のうちにお開きとなりました。

　2015年10月にスタートしたこの講座も、早いもので今回で5回目。おかげさまで毎回多くの方にご参加いただき、『日本の神様カード』について、また、私たちの国に古くから伝わる“和の叡智”について、真剣に学んでいらっしゃいます。

　本日は、受講されていない方もちょっと気になる？実際の講座の様子などを、簡単にレポートさせていただきます。

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　初日の朝、東京は雪模様でした。全てが白く染まり、大気も大地も浄化されたような景色は静謐で美しいものではありますが、講座には九州から飛行機でご参加の方もいらっしゃる予定が……。緊急連絡用の携帯電話を握りしめ、空を見つめていたのですが、幸いにして早々に雨に変わり、皆さまお揃いの状態で講座をスタートさせることができました。

　講師陣やアシスタントを務める公式インストラクターの方のご紹介の後で、参加者の皆さまにも自己紹介をしていただくのですが、出身地やご職業、受講のきっかけなど、まさに千差万別。毎回そのバラエティの豊かさには驚かされます。

　今回もすでに占いやヒーリングのお仕事をされている方から、カードを使って仕事をすることを目指している方まで、また、すでに『日本の神様カード』を何年も使用されている方から、つい最近知ったという方まで、様々な方が集まっていました。

　この「“和の叡智”実践伝達者育成講座」は、『日本の神様カード』の使い方だけを習得する場ではありません。初日からすでに神社参拝の作法や呼吸法、古事記についての講義から誘導瞑想まで、盛りだくさんの内容を学んでいただきます。

　皆さまお疲れのはずなのですが、それでも毎日元気に会場に来てくださる姿に励まされます。2日目、3日目と講座が進むにつれて、深く専門的な内容を学んでいただくようになるのですが、リタイヤされる方はお一人もいらっしゃらず、それどころかどんどん引き込まれていらっしゃるように感じられました。

　今回の講座の日程の中には、2回、特別な日が入っていました。そのうちの1日が2月3日（土）、節分です。このタイミングを逃すのもつまらない！ということで、今回スペシャルなカリキュラムとして「豆まき」を行いました。子供の頃ならいざ知らず、大人になると「福は内、鬼は外！」なんて声を出すこともなくなってしまいます。

　奇しくもこの日アシスタントを務めていただいた方は伝筆の先生。1枚ずつ直筆で素敵な文字を書いていただいたポチ袋に入れて配られた大豆を撒いたり食べたり、童心に帰ることができた一瞬でした。

　もう1日は講座最終日である3月11日。ご存知の通り、東日本大震災が発生した日です。今年で震災発生から7年。講師の大野百合子先生によると、物事は7年のサイクルで進むことが多いそうです。復興への願いと、犠牲になった方々への鎮魂の思いを込めて一同で大祓詞を奏上させていただきました。

　その他にも、今回の会場が國學院大學の院友会館だったため、大学構内にある神社にお参りしたり、会場近くの金王八幡宮に正式参拝するなど、会場を離れて活動する時間があったり、紙垂を作ったり麻紐を編んだりと、手先を使うワークがあったりと、受講者の皆さまにとっては退屈する間など全くないような濃密な5日間だったのではないかと思います。