~「オラクルカードを出版したい」 という方へ~
『オラクルカード・タロットカード
出版/制作のヒント』③
出版/制作のヒント』③
《◆ヴィジョナリー・カンパニー Official HP:http://company.visionary-c.com
》
「自分でカードをつくろうと思っているのだが、
出版社に出してもらうこととどう違うのか?」
カードの企画が具体化された方からよく寄せられるこの質問に今日はお応えしていきましょう。
まずは、それぞれの特徴を挙げていきます。
■出版社でカードを作る際
1.印刷やデザイナーに支払うお金がかかりません
(作り手の金銭的なリスクがほとんどない)
2.販売された数に対して印税が支払われます
3.カードの販売促進は出版社にやっていただけます
(もちろん、著者が販促に協力することは大切です)
4.商品を自分で販売したい場合は、出版社から仕入れる形になります
(契約時に条件を打ち合わせるのが一般的です)
5.「○○社が発行したカードデッキ」というブランドが得られます
6.タイトルや価格設定など、出版社の意向が反映されることがあります
7.編集担当者がつきますので、客観的なアドバイスを得られます
(作り手の金銭的なリスクがほとんどない)
2.販売された数に対して印税が支払われます
3.カードの販売促進は出版社にやっていただけます
(もちろん、著者が販促に協力することは大切です)
4.商品を自分で販売したい場合は、出版社から仕入れる形になります
(契約時に条件を打ち合わせるのが一般的です)
5.「○○社が発行したカードデッキ」というブランドが得られます
6.タイトルや価格設定など、出版社の意向が反映されることがあります
7.編集担当者がつきますので、客観的なアドバイスを得られます
■ご自身でカードを作る際
1.印刷やデザイナーへの支払いはすべて著者が行います
(作り手の金銭的なリスクがあります)
2.カードの売り上げがそのまま著者の収入になります
(印税契約ですと印税収入しか入りません)
3.印税だと発行から数ヶ月先(もしくは1年以上先)にならないと入金されませんが、販売収益はすぐにご自身の収益となります
4.二次利用など(関連商品やサービス等)でカードを使用する場合、出版社発行の場合は許可が必要ですが、ご自身制作・販売の場合はその必要がなくスムーズです
5.タイトルや価格設定など、自由に決定していくことができます
(作り手の金銭的なリスクがあります)
2.カードの売り上げがそのまま著者の収入になります
(印税契約ですと印税収入しか入りません)
3.印税だと発行から数ヶ月先(もしくは1年以上先)にならないと入金されませんが、販売収益はすぐにご自身の収益となります
4.二次利用など(関連商品やサービス等)でカードを使用する場合、出版社発行の場合は許可が必要ですが、ご自身制作・販売の場合はその必要がなくスムーズです
5.タイトルや価格設定など、自由に決定していくことができます
以上を考えて、「どちらの選択をするか?」を判断するのが一般的です。
経済的なリスクがないのであれば、「出版社に売り込み提案をしよう」と考えられる方は多いです。ただし、企画として出版社で通る確率は一般的な出版物に比べても、カードは極めて低いのが現状です。
日本で一年に出版される書籍点数は、8万冊以上といわれます。それに比べ、カードの出版点数はその1/1000にも満たないことからも明らかです。
それは、「カード」という商品が、
「通常の出版物よりも原価が高い」
「書籍と比べて、販路が限られる(販売が難しい)」
という判断から、なかなか企画が通りにくいことが理由だと考えられます。


今後のこちらのブログの内容を参考に、
ぜひ着実に企画を形にしていっていただければと思います。
◇関連サイト◇
50作品以上のオラクル&タロットカード製作に携わる
◎(株)ヴィジョナリー・カンパニー OFFICIAL HP
http://company.visionary-c.com
◎オラクルカード出版相談セミナーのご案内
http://event.visionary-c.com/ID=2178
(平日1時間半・3千円)
◎「オラクルカード・カタログ」☆紹介記事
http://ameblo.jp/oracle-tarot/entry-12164684610.html

