日本の古の伝承『古事記』はそう読むことができます。
イザナギノミコトは妻が亡くなり嘆き、スサノオノミコトはお母さんがなくなって暴走し、アマテラスオオミカミは弟の乱暴狼藉ぶりに岩戸に隠れます。
神様だって嘆き、悩むわけです。我ら人間が悩まないわけがありません(笑)
ただ、そんな悩みからも人間は回復できるわけです。
むしろ、「そんな悩みの状態があるからこそ、自分の生命が輝くのですよ」と『古事記』は優しく伝えてくれているような気がしてなりません。
このたび、「おなやみ相談フェスティバル」(4月4日•土曜日/お茶の水駅)に出店することになりました。
このイベントでは人間のもつ悩み•••恋愛、仕事、再就職、介護、パワハラ、DV、家族問題、離婚問題、相続問題、体調不良などなどさまざまな分野の専門家が出展されます。
通常ですと、この手のイベントには出展しないのですが、今回は主催者の方々のあまりのノリのよさに3秒で出展を決めました(笑)
そして、新たにブログもたちあげました。あまりの熱心さにつき動かされた感じですね(笑)
「さてさて、何を出展しようか?」と思いましたが、当社がいままで制作してきたオラクルカードやタロットカードのブースにします。

オラクルカードはさまざまな存在から、メッセージ(神託)をいただくカードのこと。悩んでいる自分を客観視したり、悩んでいる自分のレイヤーをあげたり、悩んでいる自分を第三者の目線から見たり、とさまざまな使い方ができるカードです。
人によっては、カードがたくさん並んだだけで、悩みが解決してしまう方もいらっしゃるかもしれません(笑)
私たちが2008年に出版した『古事記』をモチーフにしたオラクルカード『日本の神様カード』は、現在16刷り。英語版も出版されるロングセラーとなっています。

このカードのパッケージにさせていただいているアマテラスオオミカミ。
弟のあまりの横暴から岩戸に隠れれたのですが、さまざまな神様のサポートのもと、天の岩戸から出られます。

おそらく、この神話は「悩みは一人で抱えていずに、いろんなひとと協力して解決していかないといけないよ」というメッセージが込められていると思うのです。
このイベントを通じて、一人でも多くの方の悩みがちょっとだけでも軽くなりますよう。ぜひ、楽しい時間をみなさんで共有しましょう!

文責:株式会社ヴィジョナリー•カンパニー 代表取締役 大塚和彦
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