エマニュエル 地元でマルチ流行りまくり。
マルチとの出会いは、去年の8月だった。突然、あんまり絡んだこともなかったような中学の友達から、飯を食べに来ないかと誘われた。ただ飯か~。行くに決まってるっしょー!速攻でその子の家に向かった。家に入るとマンションながらなかなかの豪邸やってかなり、美味しいものが食えるんだと期待度MAXーーー!そう。期待通りお肉やら、野菜やらフルコースっぽく料理を頂く。飯を食べ終わり一段落。そこで、その友達がふと話しだす。鈴ってさー、今何やってんの?いや、普通に木こりだけど...?その収入ってさ、どうやって得てんの?え?普通に働いてだけど...?話は止まらない。その収入がさ、働いていない時つまり、寝てる間にも入ってきたら嬉しない?そりゃ、嬉しいけど...そんな事出来たら働いてないわ!それを実現する方法がある。と、こうネっトワークビジネスお決まりのベターベターなパターンで誘われたのがマルチとの出会い。会社の名はアムウェイ。当時の俺には魅力的な話すぎて衝撃的すぎて、今までの常識ってやつが崩壊した気がした。すぐにアムウェイを理解したくてその家には何回もいったしセミナーにも参加した。でもこの時辺りから、感じだした気味がわるいというか宗教じみたような雰囲気に違和感を覚えた。その後は、その感覚といわゆる不労収入を得たい欲が拮抗しながら、やめない方向で進んでいた。その子の親がマルチ完成形みたいな人で実際稼いでるのは、風貌や、生活感を見れば大体わかった。でも、その親に興味は全く出なかった。もちろん、マルチを誘ってきた友達にも。そして、アムウェイに関われば関わるほど俺の感覚レーダーは、鳴り響きこれは、やめろとささやいてくる。友達を誘うまでもいかなかった。友達にこんな話があるって言えなかった。言いたくなかった。仕事の同僚が、血相変えてやめろって言ってたのが思い出されその人に後ろめたい気持ちがあったのも事実あった。どっちにしても、マルチに確信及び自信が持てなかった。やめてからそれ以降、一度だけ違うマルチのセミナーを聞きに行ったんだ。正直、もうこりごりだったよ。お金を人間関係に持ち込むのは俺には荷が重すぎた。ただでさえ、人見知りで寂しがりな性格。人間関係だけに支えられて生きてきた様なやつなんだ。お金のことで、マルチのことで人間関係だけは崩したくなかったんだ。それで、壊れたらそいつとは合わなかったってことだって言うけど俺はそんな事ないって今なら言える。それで壊れたり本気で止めてくれる関係の人こそ自分にとって、すごい重要な人だったり大切にしたい人やけん。俺の友達でもマルチしてる人って結構いる。てか、地元で流行ってるもんなぁ笑でも、いつか分かってくれるのを待ってる。てか、分かるはずや。色んな経験をすれば、色んな人と会えばそんな事どうでもいいんやなって。お金が関係しない、何の得があるかもわからない様な関係って好きやね~て気づくはずや。おれも、周りの人に気づかさせてもらった。とか、言ってこんなんも自己満足やねんけどな。単純に俺がマルチを、嫌ってるだけでそれに支えられてる人もおるんやろな。そう思うと、やっぱマルチって恐いな。何が気に食わんってはっきり説明出来んとこが、恐いな。俺はフィーリングで嫌いになった。気色悪いなって。そんだけやねん。何となく言いたい!マルチ嫌いやねん!~完~