ワールドカップたけなわですが、残念ながら日本代表はピンチです。93年のドーハの悲劇であと少しでワールドカップへの切符を手にしかけたのにロスタイムに失点。ワールドカップへの道が如何に厳しいのか知らしめされました。
あれから21年今の日本代表にとってワールドカップへの道はそれ程難しい事では無くなりました。
しかし、いざワールドカップ本戦となると、その道の険しさはワールドカップ出場とは比較にはなりません。
特に今回の日本代表はACミランの本田、マンチェスターユナイテッドの香川、インテルの長友等ビックネームが揃い、史上最強の代表と思われます。
しかし、最強である筈の代表は初戦コートジボワールに破れ、ギリシャにドロー。このままではグループリーグも突破できません。前回南アフリカではエースの俊介が高熱に倒れ、絶望的な中、おかちゃんの奇策、本田を1トップにすえる急造体制でベスト16まで行きました。
日本代表はワールドカップ出場という目標は達成できましたが、更にその上、彼らが唯一目指すもの、全ての代表チームが目指すワールドカップへの道は更に険しいものである事をつくづく思い知らされました。
ワールドカップへの長い坂道を登りきった日本代表に待っていたのは更に遠い雲の上への道でした。
坂の上の雲、今そんなフレーズが頭をよぎりました。