増田丞美のオプション塾ブログ -196ページ目

9月限納会前の相場・・

米株式市場は株価指数先物、株価指数オプション、株式オプションの9月限が今週金曜日に一斉に納会を迎える。同日は一般には波乱日といされる。9月に入ってここまで約2週間の展開は堅調に推移しているといいだろう。
問題は来週以降である。オプションは10月限相場になる。サイクル的に相場は急落しやすく、かつボラティリティが増加し易い。今年はどうか?サイクルが毎年ぴったりと当てはまることはないが慎重に臨むべきだ。また、ボラティリティが増加すれば、それはオプショントレーダーから見ればチャンス到来とみていいだろう。

米株式市場横ばい、日本円82円台へ

昨夜の米株式市場はほとんど変わらずで終わった。ボラティリティもほとんど変わらず・・。
今週金曜日(9/17)のトリプルウォッチを前にして動きが小さい。注目は今週金曜日と来週以降の展開である。ポジションは既に10月限に以降しているのでじっくり様子をみていきたい。
通貨市場では注目は日本円に集中している。ドル相場は82円台に突入した。この流れはしばらく続くだろう。円リッチならドル換算の資産が増えているので喜ばしいことだ。円のカバードコールを積極的に仕掛けている。LEAPSの日本円コール売りである。

米市場続伸、ボラティリティは今年最低水準へ

週明けの米株式市場は続伸、今年6月の戻り高値にほぼ並んだ。また、ボラティリティはさらに低下し今年の最低水準に近い。9月相場は注意を要する月だがここまでのところ強い動きを見せている。今週は金曜日(9/17)がトリプルウォッチで株価指数先物、株価指数オプション及び株式オプションが一斉に期日を迎える。ここで潮目が変わるどうか注目したい。また、その後は最も警戒すべき10月相場を迎えるので注意を要する。

米株式市場は現在最も重要な節目の一つに差し掛かっている。再三述べてきたように株価水準は今年6月につけた戻り高値にほぼ並んでいる。今までパターンだとここから相場が反落し、この水準をなかなか超えることができなかった。何度目かの挑戦でこの水準を超えると次は年初来の高値、つまり今年4月の高値まで上伸するかどうかがカギになる。S&P500オプションのボラティリティは18%台と低水準である。マーケットが反落すればボラティリティが跳ね上がるので慎重に臨みたい。