心がときめくポジティブ育児  ぼくは生まれて3ヶ月 | 「真面目にふざけて、ふざけて真面目に』 真面目なゆうき先生の妄想シリーズ紹介

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ぼくはね、お母さんに触られるのが大好き



だって、とっても気持ちいいんだもん。


あんよでしょ。 おなかでしょ。 おしりでしょ。 おむねでしょ。 おててでしょ



いっぱい触ってほしいなあ。




お母さんのおなかから出てくる時、ちょっとヌルヌルしたお水と一緒に出てきたでしょ。 


だから、とっても狭い道を通り抜けられたんだよ。 


実はね、ギュ―とされるのは気持ちいいんだよ。 


もちろん強すぎたら痛いけどね。 



お母さんもきっとそうでしょ。 マッサージっていうんでしょ。 


身体をさすってもらうこと。



ぼくにもあれは気持ちいい。 



マッサージしてもらうとね、頭の中で、何かが動くんだよ。 


バチバチって。 


今はね、バチバチがいっぱい欲しいんだ。



だから、これからずっと、ぼくの身体をさすりながら、ぼくに話しかけてくれないかなあ。 



お母さんがかけてくれる言葉は何でも好きだけど、ぼくが幸せな気分になれるのはね、たとえば、ぼくの身体をマッサージしながら、



「ゆう君はかしこいねえ」



「ゆう君はかっこいいね」



「ゆう君のあんよ強くなーれ」



「ゆう君のおなか丈夫になーれ」



ってほめたり励ましてもらうことなんだ。 


そしたらね、ぼく、本当に強くて賢くてカッコよくなれるような気がするんだ。 



それにね。 いろんなお話も好きなの。



「アッ。 今鳥さんが鳴いたね」



「ほら見て、お花きれいでしょう」



「おなかすいたかな。 ミルク飲みたいね」



「さあ、晩ごはん作るね」



「お父さん帰ってきたよ。 お帰りなさ~い」




あー、やっぱりお母さんの声は最高!