今日も賑やかに一日が終わりました。
私がやっている英語の幼稚園型スクールですが、こんなスタイル日本でたぶんオンリーワンでしょう。
欧米式のインターナショナルプリスクールとはまったく違いますし、日本の幼稚園や保育所とも全然違います。
国際的に通用するような人になってもらいたいけれど、同時に日本人としてのアイデンティティもとっても大切。
英語が話せても中身がなければ相手にされません。
だって英語が話せるだけなら、ネイティブスピーカーがいっぱいいますもの。
中身とは、日本人であること、自分のアイデンティティと自国の文化であり知識です。私達がアメリカ人と付き合ったらアメリカのこと知りたいと思いますよね。インド人ならインドのこと、フランス人ならフランスのこと。
それと同じで、プライベートでもビジネスでも日本人と付き合おうとか、日本人を採用しようというのは、日本のことを知りたいから、日本人としての知識が必要だからです。
だから、ほとんどの時間を英語で過ごすけれど、日本式のしつけも大切にしています。
自分の意見や考えはしっかり持ってほしいけれど、だからって協調性のないのは困る。
お勉強も大切だけど、人にやさしく思いやりのある子になってほしい。
競争心は時にはとってもいいモチベーションになるけれど、人に勝つことだけを目標には
してほしくない。
長い人生で、大切なのは、昨日の自分より成長していること。
心豊かな人生を送るために、自分を知って、自分らしく生きること。
子ども時代は、大人になってからの長い人生を生き抜くための準備期間だと
思っています。
だから、子ども時代に大切なのは、点数をつけられるようなお勉強ではなく、
漠然とした言い方になってしまうけれど、人間性を育てること。
お勉強は、言ってみれば自分の得意不得意を知るためのもの。
得意不得意が分かれば、自分は何をしたいのか、何を職業に選べばいいかって
決めやすいでしょ。
すべてにパーフェクトなんてありえないのですから。
どうしたら、その子の個性を生かし、いい部分を伸ばしてあげられるか?
どうしたら、その子が社会生活を送る上でちょっと問題と思う部分を
矯正してあげられるか?
明日もまた、一人一人の子ども達と向き合ってがんばります。