スッチーだった頃 14 | 「真面目にふざけて、ふざけて真面目に』 真面目なゆうき先生の妄想シリーズ紹介

「真面目にふざけて、ふざけて真面目に』 真面目なゆうき先生の妄想シリーズ紹介

 ひらかわ ゆうき の電子書籍の自信作『妄想総理シリーズ もしも〇〇が総理になったら』の紹介ページ

14.食べて、買って

ステイ先では、ベテランも食事は大抵一緒に出かけました。
一人で食べるのはつまらないですものね。
ベテランクルーは観光客が行かないような、隠れた名店を結構知っています。

オーストラリアのレストランではたまげました。
だってベテランクルー達、生牡蠣を1ダースとか2ダースって注文するんですもの。
大きなお皿に盛られて出てきた牡蠣を見て納得。殻毎出てくるのです。
新鮮な牡蠣をケチャップソースで食べるのはとてもおいしかった~。

クラムチャウダーやオニオングラタンスープは日本のけんちん汁や豚汁のように
具たくさんのスープ。
フレンチトーストを初めて食べ、コーヒー(アメリカンコーヒー)は
何杯もお代りできるって知ったのはアンカレッジのホテル。

ステーキなんて日本では超がつく贅沢品だったのに、アメリカではとてもお手軽。
しかもぞうりみたいに大きいのがドカッと。
照り焼きステーキとガーリックトーストにはまったのは、ハワイのステーキハウス。
大通りからはずれた、狭い路地を入った所に、クルーがよく行く
小さな照り焼きステーキの店がありました。
色とりどりの何十種類ものアイスクリームや、ピンクのグアバジュースなるものも、
まだ日本にはなかったなあ。

ハワイではハニーデューメロンというスイカみたいな大きなメロンや
グレープフルーツを、行く度に箱で注文して日本に送ってもらっていました。
マカデミアンナッツチョコもフライトの度に買っていましたっけ。

ヨーロッパでは、いわゆるディニッシュペイストリー、クロワッサンをはじめ
甘い菓子パンが朝食についてきました。
「こんなの食べてたら太っちゃうよ~」
と思いながらも誘惑に負けていたマザーユウキです。

ロイヤルコペンの陶器やヘンケルのナイフ・フォークのセット、オロトンのバッグ、
エルメスのスカーフ、香水や化粧品。アメリカ製のふかふかタオルや
きれいな柄のシーツ、オーストラリアの羊毛の毛布、
オランダの木靴やメキシコのソンブレロなんておみやげ品も。

20代の子娘がなんとも贅沢です、ホントに。
でもね、マザーユウキはその後苦労もしていますから、
人生ちゃんとチャラになるようになってます。
まあ、苦労話はまた別の機会に。


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一番太っていた頃で、ちょっと恥ずかしいけど好きな写真なので思い切って。アムステルダムのヨーグルトのお店の前で遊んでいた男の子。あんまり可愛いので一緒にパチリ。しっかりポーズを取ってくれました。後ろで笑っているのは先輩のTさん。