ステイ先では、ベテランも食事は大抵一緒に出かけました。
一人で食べるのはつまらないですものね。
ベテランクルーは観光客が行かないような、隠れた名店を結構知っています。
オーストラリアのレストランではたまげました。
だってベテランクルー達、生牡蠣を1ダースとか2ダースって注文するんですもの。
大きなお皿に盛られて出てきた牡蠣を見て納得。殻毎出てくるのです。
新鮮な牡蠣をケチャップソースで食べるのはとてもおいしかった~。
クラムチャウダーやオニオングラタンスープは日本のけんちん汁や豚汁のように
具たくさんのスープ。
フレンチトーストを初めて食べ、コーヒー(アメリカンコーヒー)は
何杯もお代りできるって知ったのはアンカレッジのホテル。
ステーキなんて日本では超がつく贅沢品だったのに、アメリカではとてもお手軽。
しかもぞうりみたいに大きいのがドカッと。
照り焼きステーキとガーリックトーストにはまったのは、ハワイのステーキハウス。
大通りからはずれた、狭い路地を入った所に、クルーがよく行く
小さな照り焼きステーキの店がありました。
色とりどりの何十種類ものアイスクリームや、ピンクのグアバジュースなるものも、
まだ日本にはなかったなあ。
ハワイではハニーデューメロンというスイカみたいな大きなメロンや
グレープフルーツを、行く度に箱で注文して日本に送ってもらっていました。
マカデミアンナッツチョコもフライトの度に買っていましたっけ。
ヨーロッパでは、いわゆるディニッシュペイストリー、クロワッサンをはじめ
甘い菓子パンが朝食についてきました。
「こんなの食べてたら太っちゃうよ~」
と思いながらも誘惑に負けていたマザーユウキです。
ロイヤルコペンの陶器やヘンケルのナイフ・フォークのセット、オロトンのバッグ、
エルメスのスカーフ、香水や化粧品。アメリカ製のふかふかタオルや
きれいな柄のシーツ、オーストラリアの羊毛の毛布、
オランダの木靴やメキシコのソンブレロなんておみやげ品も。
20代の子娘がなんとも贅沢です、ホントに。
でもね、マザーユウキはその後苦労もしていますから、
人生ちゃんとチャラになるようになってます。
まあ、苦労話はまた別の機会に。

一番太っていた頃で、ちょっと恥ずかしいけど好きな写真なので思い切って。アムステルダムのヨーグルトのお店の前で遊んでいた男の子。あんまり可愛いので一緒にパチリ。しっかりポーズを取ってくれました。後ろで笑っているのは先輩のTさん。