心打たれた5歳のAちゃんの気配りと優しさ | 「真面目にふざけて、ふざけて真面目に』 真面目なゆうき先生の妄想シリーズ紹介

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私のスクールに通う5歳のAちゃん。
お姉ちゃんと一緒に3歳から通っていましたが、今春お姉ちゃんは卒園しました。
お姉ちゃんと一緒の時は、お姉ちゃんの陰に隠れて大人しく、いつもちいさな声でしゃべっていましたが、お姉ちゃんが卒園してからは、声も大きく自己主張もできるようになりました。

そんなAちゃんが、今日Bちゃんに家で作った紙の傘をあげていました。
なぜ、Bちゃんに傘をあげたのか?

先日、教室でクラフトとして紙の傘を作りました。
それが気に入ったのでしょう、Cちゃんは家で同じような傘を作り、スクールのお友達何人かにあげていました。

その傘をAちゃんももらっていました。
でも、Bちゃんの分はなかったのです。Cちゃんが意地悪であげなかったわけではなく、単に忘れていただけだと思います。

Bちゃんの分がないと気付いていたのは私だけかと思っていました。
でも、Aちゃんは、自分の作った傘をBちゃんにあげる理由をこう説明したのです。
「昨日Cちゃんがみんなに傘をあげていたけど、Bちゃんの分がなかったから」と。

こんな気配りは、なかなか大人でもできませんよね。

Bちゃんの分がないと気付き、それを家に帰っても忘れもせず、家にある紙で一生懸命同じように作っているAちゃんの姿を想像すると、その優しさに心打たれました。


こんなご褒美があるから、この仕事辞められないんです。




引き続き IT Mama に記事を書いています。よかったらご覧くださいね。

『弟や妹に「暴力をふるう子ども」にやっちゃいけないこと』

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