嬉しい訪問 | 「真面目にふざけて、ふざけて真面目に』 真面目なゆうき先生の妄想シリーズ紹介

「真面目にふざけて、ふざけて真面目に』 真面目なゆうき先生の妄想シリーズ紹介

 ひらかわ ゆうき の電子書籍の自信作『妄想総理シリーズ もしも〇〇が総理になったら』の紹介ページ

今日は転勤で関東に引っ越していたなおゆき君家族が九州への帰省の途中に寄ってくれました。
それに合わせて、同級生のさちかちゃんと1年下のこうき君も来てくれて、ちょっとした同窓会になりました。

みんな大きくなっているけれど、雰囲気はそのまま。3人で遊んでいると、タイムスリップしたみたい。まるで昨日のことのように思い出されます。

私のスクールのお母さんたちは、看護師さんや保育士さんも多いのですが、本当に常識的。
当たり前のことが当たり前にできる人たちなのですが、小学校へ行っていろいろな人と接すると、そうでない人も結構多いようです。
いわゆるモンスターペアレントも、常識の通じない人もドラマの中の話ではなく実際に存在する。

私達が育った時代とはすっかり変わってしまったという感想です。
もっともスクール生のお母さんたちは、私より一世代若いのだけれど、そのあたりまでは、古き良き時代が続いていたのかな。

昔もモンスターはいたのでょうが、圧倒的に数が少なかった。今は常識の通じない人の数が増えて、常識的な人が肩身の狭い思いをすることもある。

世の多くの母親は「わが子はやさしく思いやりのある子になってほしい」と願っているけれど、実際にそんな風に育っていく子は何%いるのかな?

もちろん母親だけの責任ではなくて、社会全体が子ども達を追い詰めていくから、人に優しくなんて言っていられなくなる。
人を蹴落とす、人を攻撃しなければ生き残れないと感じてしまう。

逆にやさし過ぎる子は、そういう環境に耐えられないから、引きこもったり登校拒否になって、人との関わりをなくそうとしてしまう。

学校にも家庭にも自分の居場所を見つけられない子たちは、夜の街にあふれて犯罪に巻き込まれていく。

若い頃は「なんとかして世の中を変えたい!」なんて本気で思っていたけれど、震災に遭ってからは、自分が生きるだけで精いっぱいになってしまったし。
もっとも私ごときに、世の中を変える力なんて当然ありゃしないんだけど、若かったのねえ~。

たぶん、これからも世の中が良くなるということはなくて、だんだん悪くなる世の中で、いかに自分のあるべき姿を保てるかを試される時代になるのだと思う。

だから、「自分はこうありたい」という姿が、人の道をはずれたものでないように、幼児期にしっかり社会性や協調性や道徳観を育んでおく必要があるのだと思う。
それを目指してやっているんだよね。わ・た・し

みんなには、「自分がこうありたい」と思う姿や「正しいと思うこと」が、人と違っても、世の中の流れと違っても、恐れずに生きていってほしいなあ。

たくさんの失敗や挫折や困難を肥やしにしてね。


『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』