今情報システムの勉強をしているが、これが面白い。事業のどの部分をシステムに任せ、どの部分は任せられないかの思考を巡らせている。

たとえば、投資銀行業務、特に実際に案件に入ってからのフローはある程度定型化されたものである。これがシステムに置き換えられてしまえばどれだけ仕事が楽になるだろうか。

それをするためには今やっているのをただシステムに置き換えてもダメである。業務内容自体をシステムに合う形で整えなければならない。引受業務では、そもそも顧客に説明する際に定型化されたものを配布し、必要な情報をあてはめてもらうようにしなければならない。そのことによって顧客価値は変わらないと考える。なぜなら、我々の価値は企業と投資家を結びつけることであり、そのやり方は顧客にはほとんど関係がないことだからである。また、こちらの担当者も一から勉強し直す必要もない。

我々が行ってるオリジネーション業務もシステム、というかデジタルに置き換えられる。これは複雑なことではなく、簡単な提案やディスカッションだったら簡単なペーパー(PPT、Word)の送信と電話で済ましてしまえば良いのではないかと思う。一回一回の訪問で分厚い資料を用意することなく、必要な情報だけやりとりすればいい。顧客としても訪問を受け入れるハードルが下がるため、気楽に内容を受け入れてくれ、場合によっては重要な情報を話してくれるかもしれない。データで保存しているため、あとからも探しやすい。重要な局面になったら今までの資料をまとめて改めて訪問すればいいだけである。

ITは本来我々の生活を楽にするものであるはずだ。資料の作成でより忙しくなってしまっては本末転倒だ。楽に仕事がしたい。
永遠のテーマであると思うが、成功する投資とはどういったものだろうか。ここでは対象を株式に絞って成功する投資の仮説を書いてみたい。結論から言うと、「下方リスクが小さい」銘柄に「大化けする可能性のある競争力を保持する」企業への投資を継続することが重要ではないかということだ。

投資スタイルはパッシブ投資アクティブ投資に分けられる。

パッシブ投資とはインデックスに投資し、市場リターンを享受するという考え方である。理論的にはリスクを最小化するには性質の異なるあらゆる資産を分散して持つことが望ましいとされる。もちろん、市場が効率的であるという前提に基づいた理論であるが、長期的・全体的に見ればこれは正しいと言うことができるだろう。

アクティブ投資とは、市場が効率的でないことを利用し、積極的に売買を行ってリターンを挙げようとする考え方である。その中にも日々のブレを利用する短期投資と、長い目でリターンを目指す長期投資がある。

パッシブ投資は理論的な裏付けもあり、「失敗しない」投資という意味では正解だろう。しかし、パッシブ投資で得られるリターンは年間数%である。これを「成功する」とするには物足りなさが残る。これ以上のリターンを求めようとするならばやはりアクティブ投資が有効だ。

アクティブ投資のうち、短期投資はさておき、長期投資について考えたい。長期投資には「バリュー」「グロース」のタイプに分けられる。しかし、これは本質的には変わらないと考える。

バリュー投資とは、ウォーレン・バフェットに代表されるように、割安に放置されている株式に投資し、フェアバリューとの差をリターンとするものである。この差をバフェットやその師のグレアムは「安全域」と呼んでいる。

グロース投資とは、これから成長が望まれる企業に投資することである。グロース株は企業の成長に合わせて株価が伸びるているように見えるが、これから伸びるとみんなが知っていれば、それは瞬時に価格に反映されるため、結局はフェアバリューとの差を取るということになる。

上述のとおり、いずれの投資方法も情報の非対称性に着目し、企業のフェアバリューと市場で付いている価格との差をリターンとして獲得しようとしている点において本質的には変わらない。何が違うかと言えば、バリュー投資はフェアバリューの根拠を「実績」に求めるのに対し、グロース投資は「予測」に求める。どちらのリスクが大きいかと言えばやはり後者であろう。

いずれにせよ、長期投資で重要なことは「フェアバリューを見極めること」ではないかという仮説が立てられる。しかし、私は「成功する」本質はここではないと考えている。

フェアバリューから割安であることがある程度分かったとしても、その比率はせいぜい数十%といったところだろう。また、全ての銘柄が一度にフェアバリューになるわけではないので、全体として大幅なプラスになることは考えにくい。

ではどうすれば投資で大幅な利益を上げられるのだろうか。ここで成功している投資家の事例を見てみる。

例えば、バフェットの師であるグレアムは自著でも述べているが、自分のファンドが成功した主な要因は、少数の特定の銘柄が急激に伸びたことであると述べている。(自分の理論がうまくいかなかったことに残念そうな書きぶりではあったが。)

また、ブロガーで一人で数十億の資産を築いた五月さん(http://blog.livedoor.jp/love_aeria/)も少数の株式の急成長が大きな要因だと書いている。

これらの事例から見えてくることは、大きな成功は特定の急成長した銘柄に依存しているということである。つまり、最終的には運なのだ。

しかし、これをただ運で片付けてはいけない。この「大化け銘柄」にたどり着くまでに、いくつもの投資を重ねて行かないといけない。また、得た利益を帳消しにしてしまってもいけない。たまたま最初に成功した投資家がその後の成功を続けられないのはやはり見極める能力がないからであろう。

この仮説が正しいとすると、投資家がすべきことは、「下方リスクが小さい」銘柄で、「大化けする可能性のある競争力を保持している」企業への投資を継続していくことである。これを実践しているのがバフェットではないだろうか。

自分のビジネスは上記のような銘柄を掘り起こすことを強みとしたいと今は考えている。
ドラッカーは、企業の機能はマーケティングとイノベーションであると述べている。そのイノベーションについて学んだのが今回の講義だった。

イノベーションはなかなか狙って起きるものではない。人が普通に思いつくようなものはイノベーションというよりは改善と言った方がよいだろう。

しかし、イノベーションが偶発的だからといって、マネジメントを放棄してよいというわけではない。イノベーションはマネジメントの方法によりその発生確率を高めることができる。

イノベーションの確率を高める方法の一例に時間管理がある。Googleでは、業務時間のうち一定割合を自分の自由に使っていいそうだ。イノベーションには自由な発想が必要であり、決まった業務から離れるということを強制的にでもやったほうがいいということだろう。

人は一度型にはめたものからなかなか離れたがらない性質がある。なぜなら、それが快適だからである。何か新しいことをやろうとしたら少なからずストレスがかかる。その性質に抗うことがイノベーションのマネジメントということになろう。

個人としては、いつも新しいことを取り入れようとする意識が必要である。同じことをし続けることがいかに重要かは言うまでもないことだが、それと同時に新しいものへの意識を持たなければ思考はストップしてしまう。このバランスを取ることが個人のイノベーションマネジメントである。組織についても同様のことが言えるだろう。
昨日テレビを見ていたら「卵焼き機」なるものがあり、朝食や弁当の準備をする主婦には便利だろうと感心した。

世の中にはさまざまな調理家電がある。上述の卵焼き機をはじめ、色々な切り方に対応した野菜カッターや鍋をかき混ぜるものもある。あれば調理が楽になるものばかりだ。

しかし、これらを全部持っていたのでは台所の収納スペースがいくらあっても足りない。一つの機械で全部できたら良いのにと思うことも多い。最近自分で料理をするから感じることだが、昔の人はそれを包丁一本でよくやっていたものだと思う。

料理で特に面倒臭いと感じることは、私としては以下の通りである。
 1. レシピを考える
 2. 野菜を切る
 3. 片付けをする
逆に言えば、これさえ楽になれば料理が楽しくて仕方がないだろう。

レシピは我が家では今やクックパッドが教えてくれる。野菜を切る上で特に面倒なのは千切りやみじん切りなどの細かい切り方である。これだけを考えるなら、ミキサーなどでまとめてできるものがありそうだ。片付けは使う皿や鍋が少なくなれば、あとは食洗機が解決してくれそうだ。

これらを一つにまとめられる可能性として、電子レンジがあると思う。

今ヘルシオなどでレシピを表示してくれる機能まではあるようだ。しかし、いまいち貧弱なようなので、ここはクックパッドと連携して広くレシピを募ったほうがよいだろう。Androidを搭載し、全部音声で教えてくれればタッチする必要もない。

ヘルシオに自動の野菜カッターが付けばより楽だ。包丁・まな板を取り出す必要もない。レシピに合わせて決まった切り方で切ってくれればいい。

炒める・揚げる・煮るなどの作業は今でも電子レンジで可能だ。電子レンジなら時間をセットすれば、その間にお風呂にでも入っていればよい。使う油も少なくてヘルシーな上、洗い物も相当少なくなる。

中国人が日本に来て買う人気家電に炊飯器があるらしい。日本企業がいかにごはんを美味しく炊くかを追求した賜物だろう。これこそグローバルな競争力である。料理のような細かい作業を機械にさせるのは日本企業は得意なはずだ。シャープをはじめ、日本企業には頑張ってもらいたい。(そして私の調理作業を少しでも減らしてもらいたい。)
2013年は案件のクローズ、結婚、オーストラリアでの新たな出会いと、色々なことが進展し、充実した年だった。自分の人生の基盤を拡げ固めた年とでも形容しようか。成長が実感できた。

過去の自分であれば、2014年に向けて新たな目標を立てているところであるが、今年はそれをしようと思わない。する必要がないのだ。今は中期人生計画実行の真っ最中であり、2014年はその通過点でしかないからだ。

敢えて目標を挙げるとするならば、ボンドを計画通りに終わらせ、与えられた仕事に全力で取り組むというところだ。2014年が終わった時点で「計画を無事遂行した」と言えれば文句はない。

Let's Control Controlable!

よいお年を!

<2014年の主なイベント>
3月:鳥取マラソン
4-5月:スタディ・ツアー2回目
10月:アクアラインマラソン
11月:ボンドの終了
?月:案件のビューティコンテスト