未知の楽園自分自身に腹が立つ。なんて愚かなんだと。つくづく卑怯で自分勝手だと。人間にしか生まれない"感情"。あの子が好きでこの子が嫌い。愛し愛されて、悦びが薄れて、また傷つけて。人間にしか生まれない感情を殺してしまいたい。塞ぎ込んでしまいたい。全て置いてこの身一つで、まだ誰もいない場所へ。橋の手前でうずくまっていよう。