まずは「WBC世界フェザー級王座決定戦」。


長谷川穂積 VS ファン・カルロス・ブルゴス

結果は、長谷川穂積 12R 3-0の判定勝ち。

長谷川は、国内初の飛び級2階級制覇を達成。

いつものスビードで攻めるスタイルではなく、
足を止め、パワーで攻撃する長谷川。
互いにペースのつかみ合い、駆け引きを繰り返す、
ハラハラドキドキの試合運び。
やがて長谷川が主導権を握り、徐々にブルゴスへプレッシャーを与えていった。

長谷川は“勝ちにいく試合”に徹しているようだった。

しかし、ブルゴスもタフな選手だった。
これまでなら完全にダウンを奪っていたであろう長谷川のパンチ。
その強烈なパンチを何度も当てられていたにも関わらず、
ブルゴスは最後まで倒れなかった。

バンタムからフェザーへと一気に2階級もあげたことが、
たった3.6キロの体重差が、
これほどにも試合に大きく影響するものだということを、
目の当たりにさせられた試合だった。

結果は大差での判定勝ちになったけど、
この先、長谷川にとって、フェザーで防衛を重ねていくことは、
容易なことではないだろう。

でも、きっと大丈夫!
長谷川なら必ずやってくれる!!

それを信じて。。。

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続いて「WBC世界スーパー・フェザー級タイトルマッチ」。

粟生隆寛 VS ビタリ・タイベルト

結果は、粟生隆寛 12R 3-0の判定勝ち。

粟生は、フェザー級とスーパー・フェザー級の2階級を制覇。

序盤は、粟生がペースをつかみ、3Rでタイベルトからダウンを奪う。
その直後、タイベルトの攻撃が始まり、タイベルトのペースになりかけるも、
粟生がそれを許さず、中盤以降は完全に粟生のペース。
終盤は、多少空回り感もあったが、安心して試合を見ることができた。

こちらも、大差での判定勝ち。

フェザー級王者陥落から1年4ヶ月。
1階級あげて、再び、王座へ返り咲き。
今度こそ、真の王者として防衛記録を伸ばしていってほしい。


「長谷川穂積」
http://ameblo.jp/hozumi1216/

「粟生隆寛」
http://ameblo.jp/super-taka/