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読書っていいですよね

世の中、いろんな本がありますよね。本を読んでいるとき、私は無常の喜びを感じます。本はどこでも持っていけるので、天気の良いには、日がな近くの公園のベンチで本を読んでいたりします。このブログでは、日々、本を読んで新たに知ったこと、感じたことを書いています。

 いろんなサイトで面白いと話題になっている本だったので、読んでみました。確かに、面白いです。かなり笑えます。珍妙な人ばかりが登場しますが、黒髪の乙女に振り向いてもらおうとがんばる「先輩」は傑作です。舞台は京都で細かい地名がたくさん出てくるため、京都をよく知っている人は、更に楽しめるのではないでしょうか。古本等が好きな人には有名な「下鴨納涼古本まつり」も出てきます。

 同じ作者の「きつねのはなし」という本も読んでみました。古都、京都に巣食う「何か」が引き起こす、数々の怪異。派手な怖さはありませんが、つい引きこまれてしまいます。これは短篇集なのですが、特に表題作の「きつねのはなし」では、古美術品の魔力に魅せられた人間同士が、古美術品を通じて魔力をぶつけあっている感じなのですが、名人戦のような雰囲気(要は、なぜそうするのかよくわからないということです)に、惹きつけられました。


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