メガネのササガワ(十条)です。
4年前にニュースレター「十条オヤジ通信」を始めるにあたり、
書き記した「十条オヤジの生い立ち」の続きです。(その1はこちら)(その2はこちら)
その時に、これからの自分の方向を見定めるために書いたのですが
今回もこれから先を見定めるために改めて読んでいます。
何回かに分けて当時の原文のまま書いていますのでお付き合い頂ければ嬉しいです。
しかしたんなるメガネ屋オヤジの面白くもない文章ですので、ご了承くださいネ!
原文続きはじめ~
続けるからにはもう一度真面目に、真摯にお客様と向き合いたい。
そこでまず始めたのはお客様へのお礼のハガキを手書きで書くことでした。下手な字ですし、
書くのが遅いので全てのお客様には出せませんが、感謝の気持ちを込めて書きました。
これは 今でも時間のある時には続けています。
その後、眼鏡のフィッティングの師匠である横田先生との出会いがありました。年齢も近く、
三代目という似た立場でありながら独自のスタイルで頑張っている姿を見て気持ちに大きな変
化がありました。「もう少しだけ頑張ってみよう…」 数々のアドバイスの中にはブログがあり
ました。ブログを毎日書くといいよと。この頃から、
他店のブログに興味を持ちチェックするようになりました。
日本製眼鏡の産地である福井県鯖江にも見学に行きました。フレームメーカーや修理メーカー
を見学し、真の日本製のクオリティーの高さを感じ、眼鏡を見る目が変わりました。そこでは
徳島の眼鏡屋のオーナーとの出会いもあり、刺激を受けました。
東京に戻ってからは取扱商品の見直しをし始めました。それまで価格にばかり目がいっていた
のですが、産地や品質、作り、素材、製造工程についてもう一度勉強し、少しずつ品揃えを変
えていきました。レンズについても同様に勉強しなおしました。
平成21年、それまで消極的だった展示会にも積極的に出かけ、色々な眼鏡をみせていただき
ました。その中で「REAL」という眼鏡とオーナーの井上氏に出会ったのです。商品というよ
りも作品と呼ぶにふさわしい眼鏡と初めて出会ったのです。眼鏡屋という仕事にすべての情熱
を傾ける井上オーナーの姿がとても格好よくまぶしく感じました。「眼鏡には大きな魅力と可
能性がある!」そう思えたのもこの出会いからです。ただ、その時はまだ「REAL」を取り扱
う事になるとは想像していませんでした。後日、井上オーナーからお礼状が届き、感動したの
を今でも覚えています。
~十条オヤジの生い立ち(その4)へ続く
それではまた明日。