メガネのササガワ(十条)です。
4年前にニュースレター「十条オヤジ通信」を始めるにあたり、
書き記した「十条オヤジの生い立ち」です。
その時もこれからの自分の方向を見定めるために書いたのですが
今回もそんなことで改めて読んでみます。
何回かに分けて当時の原文のまま書きますのでお付き合い頂ければ嬉しいです。
しかしたんなるメガネ屋のオヤジの面白くもない文章ですので、ご了承くださいネ!
原文はじめ~
こんにちは、メガネのササガワ、三代目店長の笹川秀樹です。
ニュースレターを始めるにあたって、私の生い立ちや経緯、思いを文章にしてみました。
少し長いですがお読みいただけると幸いです。
当店は、大正13年に祖父が創業し、昭和25年から十条で営業をしております。
小さな頃から店内を歩き回ったり、悪戯や邪魔をして、職人さんにしょっちゅう
叱られていました。
高校卒業後、特別にやりたいことも見つからず、かといって、物心ついた頃から祖父に
「お前は三代目だからしっかりしろ。跡継ぎだから意地を持て」と言われ続け、
うんざりとした気持ちになっていた私は、言われるままに家業を継ぐのも嫌だと思い、
とりあえず英語学校に入学しました。しかし目標があるわけでもなく、アルバイトや夜遊び
にのめりこみそのまま中退。家出も考えましたが、母に諭され、しぶしぶ、店を手伝うこと
になりました。
18歳で店を手伝うことにしてはみたものの、やはりつまらない。家にいたくないと思う
気持ちが強く、半年足らずで修行という名目で千葉県にある兼業店にお世話になることに
なりました。
千葉のお店では最初の2年間、宝石販売を学び、残り1年半で眼鏡販売を学ばせて
いただきました、「眼鏡」を面白く感じた初めての体験でした。
「眼鏡」は単に物を販売するだけでなく、検査や加工など、お客様からご注文をいただきお渡
しするまでに幾手間もかかることに面白みややりがいを感じました。
この経験により、初めてもっとしっかり勉強したいという目標ができたのです。
~十条オヤジの生い立ち(その2)へ続く
それではまた明日。