ソロキャンプデビューをして以来休みのたびにキャンプ場に行っているおっさんですが、今回の訪問先はというと・・・
千葉市緑区にある
昭和の森フォレストビレッジ
さんであります。
公式サイトはこちらです。
http://forestvillage.jp/
こちらのキャンプ場は、上にある画像の杉などの木立の中にあるキャンプ場です。
入口までの坂道を登って行くと右手に駐車場が見えてきます。
更に奥へ進むと左側にフォレストロッジ、正面にフットサルコートがあります。
ロッジ内にある受付で手続きを済ませると注意書き、サイト番号などが綴じられたファイルを渡されます。
チェックアウト時はこのファイルを受付カウンターの返却ケースに返すのみで特別な手続きは不要です。
とりあえず指定されたサイトへ向かいます、サイトへの入口は手前の舗装された駐車場の向かって右奥にあります。
この入口が少々判りづらく感じたので御注意を。
オートサイトの道は非常に狭いうえに木の根などでデコボコになっています。
さらに木の枝が飛び出している箇所が所々にあり、車を擦ってしまう場合があるので御注意を。
こちらがオートサイトです。

サイトの広さは大、中、小の3種類ありこちらは自分が今回借りた小のサイトです。
小サイトだと大型テントを張って車を置くにはちょっと手狭かもしれません。
さっそくタープを張ります、土質は粘土質でジメジメしています。
自分の愛用エリッゼステーク28cmで丁度いい感じです。
そして蚊が多いですね〜蚊取り線香は必需です。
いつものようにお座敷スタイルで美味い物を食べ、コーヒーを淹れ、まったりとした時間を過ごします。
しかし、ここで雨がポツポツと降ってきてしまいました。
というわけで急遽ニューアイテムのこちらのテントを試し張りです。
対水圧が3000mmというのが魅力のこちらのテント、組み立ても楽チンです。
さっそくその耐水性を試す機会です。
・・・ポツポツと降っていた雨ですが、なんだか止みそうもありません、予報では曇りだったんですが・・・
スマホで雨雲レーダーを確認すると、通り雨のようなのでタープを畳み荷物の上にブルーシートを被せてテントに避難しました。
雨雲が通り過ぎるまでひと眠りするか・・・
しかし秋の天気は変わりやすい上に、近年の雨の降り方は急激で局地的だということを考えていませんでした。
・・・テントの中で熟睡していると
周りがフワフワする
妙な感覚で目が覚めました。
なんだかウォーターベッドに寝ているような感覚です。
ウォーター、水、雨水?
雨の降りが強まっているような・・・まさかと思いながらもテントのジッパーを開けて外を見ると・・・
なんじゃこりゃあああ〜〜〜!
サ・イ・ト・が・水・没・し・て・る!!!
低気圧が急激に発達し、分厚い雨雲が千葉周辺を覆ってしまったようです。
テント内には浸水していませんが、周りを水で囲まれてしまっています。
OH My God!・・OH My God!・・OH My God!・・
英語も喋れないのになぜかこの3つの言葉が頭の中を駆けめぐります。
パニックに陥りかけながらもふと我にかえると、ブルーシートで覆ったままの道具類が目に入りました。
くるぶしほどの深さに溜まった水の中を進みブルーシートを持ち上げてみると・・・
当然おっさん愛用の道具類は水浸しです!
これ以上被害が大きくならないように大急ぎで道具類を車の中に放り込み、車を安全な場所に移動させました。
その時のサイトの光景がこちらです。

暗くてわかり辛いですが、水面に当たって跳ね返る雨しぶきが見えると思います。
キャンプは自然の中でする遊びです、しかし自然を相手にするときには最悪の事態を想定しておかなければならないと痛感しました。
もしこれがキャンプ場ではなく、河川のそばなどだったら?
油断したではすまされません。
雨で濡れた身体が冷えてきたので、ファイルをカウンターへ返却し早々に帰途に就きました。
高速を走り、明けていく空を見ながら
キャンプなんてもうコリゴリだ!
二度と行かねー!
とは微塵も思いませんでした。
怖い思いをしたはずなのにちょっとした冒険をしたつもりになっていました。
ふと思いました、管理され整備されていますが、自分にとってキャンプ場に行くことは
小さな冒険なんだ!
少年の頃未知の場所を探索する時に感じたワクワク感がそこにはあります。
魅惑的なフィールドが存在し、冒険に誘う数々のアイテムがある限りこれに懲りずに
冒険に繰り出そう!!
ますますキャンプにハマりそうです。
という訳で次はどこのキャンプ場へ冒険に行こうかな〜
とウズウズするおっさんでした。
尚、今回訪れた
昭和の森フォレストビレッジ
行かれる方は好天の日を選んで行くのがよろしいかと。
そして好天でも水はけが悪く常に湿った地面の為テント等が泥で汚れるのは御覚悟のほどを。
それと野良猫ちゃんが住み着いているようなので、夜間は食べ物を外に出しておかないよう御注意ください。
・・・今日はこの辺で失礼します、
そういえば水浸しになった道具の後始末、
どうすんのこれ・・・・・
それではまた。


