こんにちは。
ゆうちゃんのレスキュー、インスタでご覧になっていただけたでしょうか。
一瞬、犬かどうかも認識できない姿に、私はショックを受けました。
そして「返して」と叫びたくなりました。返して、飼い主にゆうちゃんを返してという意味ではありません。ゆうちゃんの暑さ寒さを防ぐふわふわの毛を返してよ、健康な皮膚を返してよ、ゆっくり歳をとって穏やかに暮らすはずだった時間を返してよ、笑顔を返してよ、こんなにたくさんのものを奪って…。
おっぽでケアしたら、皮膚は少しずつ良くなるでしょう。脱水で苦しむことも、飢えることもないでしょう。でも穏やかなはずの幸せな時間を取り返してあげることはできないんです。
飼い主さんはご高齢の認知症のご夫婦。
またしても高齢者の飼育放棄。おっぽボラさんたち、これから増えていくであろうこういうケースでも正しく判断、対処できるように、皆さん認知症の勉強もしています。私も見習って、先日から勉強開始しました。
おー、なるほど、確かに見守る段階なのか、犬のお世話の援助が少し必要なのか、犬を早急に保護すべきなのか、認知症を知っていれば判断基準の一つになりそうです
例えば見当識。時間→場所→人物の順で見当識障害が出現するそうです。であれば、目の前の人が誰だか見当をつけることができなければ、その人はかなり認知症が進行していると判断できる。
そうなの??とびっくりしたことが「観念運動失行」という認知機能障害。
自分1人でならできていたはずのことが、誰かに指示されたり、丁寧に説明されたりするとかえってできなくなってしまうというもの。まずは見守ることをしなければならないケースもあるんですね…。
この他にも認知機能障害の症状は多種多様。認知症の方の犬猫の保護といっても本当にケースバイケースで私たちも関わり方をその都度熟考しなければなりません。
知識、経験、強い忍耐力、ボラってたくさんのものを持ち合わせてないとできないんですね。わたし、大丈夫かしら
とはいえ、おっぽのにゃんこわんこたち、もうどの子も可愛くて可愛くて
ゆうちゃんにはまだ会ってないのですが、明日おっぽに行ったら会えるかな
ボランティア、まだまだまだまだ
大募集です
森山