はじめまして、4月からおっぽの会でボランティアさせていただいています、志村と申します。
簡単に自己紹介させていただきますと、昭和生まれ、男、職業ドッグトレーナーです。
今後もこのブログで発信していくことになると思いますので、よろしくお願いします。
なので、おっぽの会の内部はどう見えるのか?という外からの目線が残っているうちに、おっぽの会の感想を書いてみたいと思います。
まず、参加初日です。
いや〜たいへんでした💦
「分単位で作業しますよ」とは聞いていましたが、忙しさを表現するのに、多少大袈裟に言っていらっしゃるのかなとも思っていましたが…
それが、本当に事実だったんです😅
兎にも角にも、ワンコを外へ出して部屋の清掃、ワンコを外へ出して部屋の清掃、そしてまたまた、ワンコを外へ出して部屋の清掃と、全体の作業量をまだ把握できていない自分にとっては、いつ終わるか分からないループでした。
それも膝を曲げて、腰を曲げての作業が続くので、普段しないような動きの連続です。
少しでも、飼育室から外に出してあげようという、本当にワンコファーストの施設だなと思いました。
これはガチな所へ来ちゃったぞと、初日はお客さん気分でいましたが、それじゃダメだと、そこでスイッチを切り替えました。
元々、学生時代ずっとスポーツをやってきたので、その時を思い出して、これは身体を鍛える合宿なんだと思うようにしたんです。
動物たちに囲まれた楽しいボランティア活動というお花畑モードから、昭和の体育会モードへ頭も心も切り替えたんです。
そうすると、ちょっと不思議な感覚になりましたね。
昔を思い出して、何か自分が若返った感じがしたんです。
そして、表現は悪いですが、指示されるがままに動く下っ端感が、少し心地良かったのです😊
正直、当初は心身共に疲れましたし、次の日もダメージは大きかったです。
しかし同時に、大きな充実感も得られたのです。
そして、何回か通ううちに、何となく分かってきました。
このおっぽの会では、ボランティアさんがそれぞれの思いを持って参加されています。
仕事の前に来られる方や、仕事が終わってから来られる方、週末わざわざ愛知から来られる方も多くいらっしゃいます。
自分のプライベートの時間を削ってまで活動されている皆さまには、本当に頭が下がる思いです。
そんな皆さんの「自己犠牲の精神」はどこから来るのかな?と思っていました。
しかし、どうやら私は勘違いをしているのかもしれません。
おっぽの会で働くボランティアの皆さんが、誰一人として自己犠牲という自覚のないまま、何かを得られている、何かを成し遂げようとしているということです。
ここは保護犬保護猫のシェルターですので、主役はイヌやネコですし、話題の中心もそこにあるべきかもしれません。
ただ、そこに働く皆さんについても、それぞれ主役級のドラマを秘めていると感じた次第です。