講義を受ける。
未来を担う生徒の皆さんにとっても、日々の仕事に追われるわたしにとっても、貴重なインプット、そしてアウトプットの時間。
最近はデジタルの青い画面にかなり辟易していたので、曖昧な色調の黒板やプリントを眺めているだけで穏やかな気持ちになれた。
主な講義内容はスタニスラフスキー・システム。もう懐かしくて涙でちゃうわお姉さん。
それに絡め、スタニおじさん(フランクな呼び名よね)のシステム構築の元となった能の考え方、日本的精神。こちらは、自分自身の生き方、社会人としてのあり方にも通じるところが多々あり、特に風姿花伝のくだりでは思わず「そうそう、そのとおり」と最後列でひとり頷きまくる23歳。
10代である在校生の彼女たちにはまだピンとこないかもしれないが、これをひとつの指標として、長い人生の中で思い出すことがあればとてもすてきだと思った。
彼女らと同じ10代を不安定な思考と妄想の中で悶々としながら過ごし、一度ではあるが社会人になってからドロップアウトも経験したわたしにとっては、見透かされているような、大丈夫、これからよと背中を押されているような不思議な感覚になり涙腺緩みそうになる。
しかし人生のこのタイミングで聞くことができるとは。運命論者ではないが、運命がもしあるとすればこういう出会いをそう呼ぶのであろう。
プリントにメモを取る手にも力が入る。これは昔からの癖なのだが、先生のふとした一言なんかも全て含めて人一倍キレイに取ってしまう。
ひたすら書き込む
痩せるらしいよ
セントラルドグマって
(これは言われてない)
興奮しすぎ。
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