前予です。
先行で取ることも考えたんですが、弥生アタック(笑)に出遅れ、思うようなところが取れなかったので諦めた経緯があります。
そして去年は休演期間のため、記念日はなかったけど今年は無事に9周年を迎えられて良かった。
【本日の出演者】
ジーニー 瀧山 久志
本日は7列センター真ん中。
前予でここが出たのは初めて。
記念日だけあって、観客もプロ揃いで(笑)動かない、爆竹拍手なし、無駄話もない、手拍子ピッタリみたいなパーフェクト観客でした。(自分もその1人と思いたい)
タッキーは歌声もツヤツヤだし、普段ならボンヤリ見ているところも細かく踊ってみたりと目の肥えたリピーターを楽しませる要素を盛り込み、思わず吹き出すこともしばしば。
しばらく出演していなくても、身体に染みついているんだろうなぁ。これがねぇ、厂ちゃんとの組み合わせだったら…みたいに思うことがなかったといえば嘘になるけど、冬までタッキーのジーニーには会えないと思っていただけに、今回の登板には感謝しかない。
最後のご挨拶もタッキーがしていて(詳細はHP参照)『開幕からの観客延べ人数は270万人、10年目も一つ一つの公演を大切に精一杯努めます。この公演が1万年以上続くようご声援よろしくお願いします。』みたいな感じで、拍手喝采、挨拶に涙ぐんでいたのは、私だけじゃなかった。
牧野ジャファーも絶好調。
観客もかなり笑い声が出てたし、本当に細かくて楽しい。(蛇の杖の使い方、他のジャファーも見習ってほしい)
吉谷サルタンと町田イアーゴとの3人のやりとりは、小芝居の応酬で、いつも以上に目が離せなかった。
3色トリオも華やかで良い。
洋一郎くんと白瀬くんは初演からですね。ま、贅沢キャスティングではあるけど、やはり安心感と観客のハートの掴み方が素晴らしい。
アンサンブルも素敵な方が揃っています。
冒頭のアラビアンナイトは素晴らしかった。あれだけで泣けた私。
そして目の肥えた客はやはり優秀、なんでもかんでも拍手という感じはなく、おおぅ‼︎と思うシーンの拍手は壮大だし、ん?って感じるシーンの拍手はそれなりで、拍手にメリハリがあって非常に趣というか情趣を感じました。