4/25記念日に行ったばかりですが、チャームの引き換えや予定のない連休を消化すべく…そんな要因もなくはないlけど…。

けれど、この良キャスベル見逃すわけにはいかないビックリマークと、いうわけで。

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             【本日の出演者】

グリザベラ  早水小夜子        オールデュトロノミー 種井静夫

ジェリーロラム=グリドルボーン 朴慶弥

バストファジョーンズ=アスパラガス=グロールターガー 飯田洋輔

ジェニエニドッツ 小松陽子        マンカストラップ 武藤寛

ランペルティーザ 石栗絵理       ラム・タム・タガー 荒川務

ディミータ 原田真由子          ミストフェリーズ 松島勇気

ボンバルリーナ 西村麗子        マンゴジェリー 川東優希

シラバブ 江部麻由子            スキンブルシャンクス 岸佳宏

タントミール 八鳥仁美           コリコパット 入江航平

ジェミマ 王 堃               ランパスキャット 高城将一

ヴィクトリア 廣本則子           カーバケッティ 斎藤太一

カッサンドラ 蒼井蘭            ギルバート 瀧澤虎太郎

マキャビティ 桧山憲            タンブルブルータス松永隆志



前回やや不燃焼な部分もあり、絶対回転席で観る!と決めてましたが、キャッツは連日完売状態。中途半端な席ではイヤだし…と悩んでいたところ、運良く回転席4列目、下手サブセンターが入手できました音譜

キャッツ歴約20年ですが、センター以外では観たことのなかったキャッツ。でもこのキャスティングなら、多少見えづらくても良いかもしれない(´-┃そんな思いで、いざキャッツシアターへビックリマーク


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GW中日の今日。天気は最高晴れ本日は2公演ですが、ソワレも完売のようです。同行の友人がキャノンキャッツシアターは初めてだったこともあり、開場時間へ行くと、入場待ちの行列が。

やはり活気ある劇場は、それだけで嬉しくなりますニコニコいそいそと列に並び、猫の世界へ足を踏み入れました。




まずはお約束のゴミ見学。もちろん横浜ウォーカーの12猫占いもチェックします。ちなみに自分はラム・タム・タガーですにゃー

ウロウロしていると開演時間に。席についてみると、前列の男性の頭が気になりますが、まぁ仕方ない。。海賊猫の剣で切り落とす訳にもいかないし、まぁ耐えられなければ、4列目だ。またクッションを借りよう。


↑なんて邪な思いは杞憂に終わり…開幕するなり、スゴイ迫力で舞台が進行していきます。あっという間にメモリーです。久々に集中して舞台が楽しめました。

下手サブセンはジェリロPointラブラブ前述したとおり、ジェリロ大好きな自分としては、最高の席でした。しかも4列目は多少身体を揺らしても、高めの位置で拍手しても、迷惑にならない席なので、純粋に楽しめます。


ジェリロの朴慶弥さんにゃー1月に拝見した時はデビュー仕立てでした。色々と書き込んでいる人もいたりもしました。ややポッチャリなのと、ダンスの切れが甘い、声に伸びしろがまだまだなどの課題はあったものの、結構好きなタイプであり、これは化けると確信していました。

そして約4か月後の今日観てみると…成長してます。身体つきも少しシャープになりましたし、ダンスも問題なし。歌も十分響かせています。そしてそして、慈愛に満ちた視線と艶っぽさ、これが上手に表現出来ています。更なる変化を大いに期待させてくれます。


ガス=グロタイの飯田洋輔さんブタネコ初見は今年2月に観たBB。声の感じは鈴木さん(芥川さん)系だなという印象でしたが、若さがあり、王子様に戻った時の感動をアップさせてくれました。

そんな彼がグロタイを演じるというのですから、期待が高まります。正直今回は彼狙いです。


『ネーミングオブキャッツ』の時、甘く低く響く声がするなと振り向いてみると、飯田さんでした。あまりの良い響きにじーっと聞き惚れていると、なんと偶然にも私の目を見て話してくれました恋の矢完全にヤられました。

バストファジョーンズさんは正直、村さんに軍配が上がりますが、ガスは光枝・村に匹敵します!そしてグロタイは、飯田さんあなたが圧勝です。若さなのでしょう、動きが機敏です。声に厚みと包容力があり、いつまでも聴いていたい…ラブラブ!そんな魅力ある猫を魅せてくれます。


スキンブルシャンクスネコ岸佳宏さん。今のキャスティングの中では1番好きなスキンブルです。盛り上げ方がお上手です。聞いているだけでウキウキするナンバーですが、岸さんが演じると+αの楽しさが加わり、テンションが上がります。この後に続くマキャビティのシーンがハラハラする展開なだけに、ここで思いっきり楽しませて落差を大きくしてもらえると、物語が深まる気がします。


ミストフェリーズジジ 松島勇気さん。憎らしくなるほど小芝居にスパイスが効いていて、観客を楽しませてくれます。観客の大多数が、中央を観ているときに隅っこで他の猫をからかっていたり、ちょっかい出したりと飽きさせません。「楽しんでるでしょ?」と声をかけたくなる、そんな自由な雰囲気と余裕を醸し出しています。


グリザベラチシャ猫(映画ver)早水小夜子さん。今日は一段と素敵でした。「お願い~」では、ぐーっと惹き込まれ一瞬あの世界の中に入りました。彼女の生きてきた思いや情念が出ているのでは?と勘繰りたくなるほどのド迫力でした。


集中力を切らすことなく観たため、2時間30分の上演時間が、あっという間に過ぎ去ってしまいました。雑念に囚われることなく、ここまで楽しめたのは久しぶりです。

そうそう、握手もできましたねこへび期待してなかっただけに、もう最高にハッピーでした。同行の友人もかなり楽しんでいたようです。やはり、誘ったからには楽しんでいただきたい。「これじゃあ産休に入れない。」なんて言われちゃうと…ねぇ。

良い舞台を観ると、またすぐに行きたくなっちゃうのが、ツライところではありますが、キャッツはどの席からでも十分楽しめることが再認識できました。

「違う角度から物を見る大切さ」に改めて気づいた本日の観劇でした。