川の向こうは果てしない砂漠
その一角、川沿いのオアシスは
選ばれし人だけが住まうメルヘンの街
僕は路上の花売り
その日、
いつものように路上で花を売りながら
川向うの街を眺めていた
その街でひと際目立つ高層ホテル
その最上階で、
たくましい男と、美しい女が
なんともメルヘンな組体操を行っている
カーテンも閉めずに・・
抱えてきた花籠の向こう
さらにその先、川を越えた向こう側
青空を背景に繰り広げられる
夢のようなメルヘン運動
見てはいけないものを見てしまった罪悪感と
誰も知らない秘密を知った高揚感
不思議な感情が溢れだすと同時に
前からK線液、後ろからB線液が
ジュン、ジュワ~♪
急いで、手近にあったマミーポコを装着し
再び、
メルヘン部屋に目を凝らしたら
窓に大きな貼り紙が
「続きはWebで♪」
・・・
川のこちら側
電気も水道もないスラム街
僕は道行く人に、
色とりどりの花を売る
川の向こう、砂漠のオアシス
手の届かぬ
Webとメルヘンに憧れて
・・・
そうだ、マミーポコ脱がなきゃ・・